手作り結婚指輪・婚約指輪・ペアリング Smith札幌本店

2022.9.26

オリジナルの結婚指輪

結婚指輪・婚約指輪の知識

オリジナルの結婚指輪を手に入れるには?作り方やデザイン例を紹介

結婚指輪はずっと身に着けるものだからこそ、妥協したくない人は多いはずです。オリジナルの結婚指輪なら、2人で考えたデザインをそのままカタチにできます。

ただ、「オリジナルの結婚指輪はどこで手に入るのか」「価格はどのくらいになるのか」などわからないことが多いかもしれません。

そこでこの記事では、オリジナルの結婚指輪を手に入れる方法を説明するとともに、価格の目安や製作の流れ、デザイン例などをまとめて紹介します。

オリジナルの結婚指輪の魅力

オリジナルの結婚指輪の魅力とは何なのでしょうか?

世界にひとつだけの結婚指輪になる

オリジナルの指輪を製作すれば、世界にひとつだけの結婚指輪になります。

結婚指輪はずっと身に着けるものなので、人と被らないデザインの指輪を身に着けたいと考えるカップルは多いです。しかし、既製品の指輪は似ているものが多く、これだと思える指輪を見つけるのは難しいかもしれません。

自分たちの理想とする結婚指輪をカタチにすることで、一生の思い出になるリングになります。

デザインをとことん追求できる

オリジナルの結婚指輪ではデザインを追求できます。

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ」によると、自分たちで結婚指輪のデザインをカスタマイズしているカップルは4割を超えます。

オリジナルの指輪なら、素材やリング幅、形状、宝石の種類などすべてカスタマイズできるので、「繊細なウェーブラインのリングにしたい」「メレダイヤを並べて華やかにしたい」など、どんな希望も叶えられます。

クリエイティブな体験ができる

オリジナルの結婚指輪は金属を叩いたり伸ばしたり、指輪の原型となるロウ材を削ったりと日常では味わえないクリエイティブな体験ができます。

ふだんモノづくりの体験というのはなかなかできないですが、結婚指輪作りでは職人とともにモノを作るという創造的な体験ができます。

製作の過程を写真や動画に残しておけば、結婚披露宴のムービーや、ペーパーアイテムの素材として使うこともできます。

オリジナルの結婚指輪を作る方法は3つ

オリジナルの結婚指輪を作る方法は3つあります。

1.フルオーダーメイド

フルオーダーメイドとは、ジュエリーショップやブランドのデザイナーや職人に依頼して、ゼロから結婚指輪を製作する方法です。素材からデザイン、宝石まですべて自分で選べるので、理想の指輪を職人に作ってもらえます。

大量生産できる既製品とは異なり、フルオーダーメイドは2人だけのためにプロのスキルを集結させるため高額になりがちです。「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ」によると、結婚指輪(2本分)の平均が25.4万円なのに対し、フルオーダーメイドは27.7万円と2万円以上高くなっています。

また、フルオーダーメイドは時間がかかる傾向にあります。デザインの打ち合わせや試作品チェックで何度も来店する必要があるため、初回打ち合わせから納品まで半年以上かかることもあります。

挙式などのイベントが迫っている場合は、フルオーダーメイドだと間に合わない可能性があるかもしれません。

2.手作り指輪キット

オリジナルの結婚指輪は、手作り指輪キットで製作することもできます。

手作りキットを注文すると、結婚指輪の素材と説明書が入ったセットが送られてきます。価格は2本で10万円ほどです。フルオーダーメイドやこの後説明する手作り指輪に比べてリーズナブルですが、初めて指輪を手作りする場合は注意が必要です。

販売元のYouTube動画や説明書を見ながら自分たちで手作りするのですが、繊細な作業が多く、途中で地金が割れてしまうかもしれません。作り慣れていないと見本のように上手くいく可能性はかなり低いです。

満足のいくデザイン、日常使いできる耐久性の高い結婚指輪を作りたい場合は、手作り指輪キット以外の方法をおすすめします。

3.手作り指輪工房

手作り指輪工房は、結婚指輪を手作りできる工房です。イチから自分たちの手で結婚指輪を作ります。熟練した職人が在籍しているため、ジュエリーショップと遜色のない指輪を作ることができます。

手作り指輪のペア平均予算は15~20万円程度です。直接素材や宝石を仕入れているので、ハイブランドと同じ品質の素材を選んでも価格は抑えられます。

工房では、金属を成型して表面加工するところまで自分たちで行い、宝石のセットや刻印を施す場合は一旦工房に指輪を預けます。シンプルなデザインの指輪なら即日、オプション加工を施す場合は3週間から1ヵ月後と、比較的短期間でオリジナルの結婚指輪を用意できます。

オリジナルの結婚指輪を製作する流れ

ここでは、工房スミス札幌店でオリジナルの結婚指輪を製作する流れを紹介します。

STEP1 無料相談・来店予約 Webサイトの無料相談フォーム、または電話にて来店予約をする。
STEP2 デザイン打ち合わせ 知識豊富なスタッフと相談しながらデザインを決定。多数のサンプルを参考にデザインを決めることも可能。
STEP3 コースを選ぶ 彫金コース:一本の金属棒がピカピカの指輪になるまでの全工程を体験。個性的なテクスチャーに仕上がる。
WAXコース:ろうそくのような素材を使用して結婚指輪の原型を製作。ダイヤモンドが留まったウェーブのデザインなどに適している。
STEP4 制作(2~3時間) 地金の取り扱いや専用の機材を使い制作。使い方などは職人がマンツーマンでサポート。スマートフォンやカメラで制作風景の写真や動画を撮影。
STEP5 最終仕上げ 彫刻、刻印、宝石のセットなど職人に依頼。
STEP6 結婚指輪の完成 お好みのリングケース(スクエアケース、レザーポーチ、テディベア)を選んでお渡し。

オリジナルの結婚指輪で選べる要素とは

工房スミス札幌店を例に、結婚指輪で選べるデザインの要素を紹介します。これらを自由に選ぶことでオリジナルの結婚指輪を作ることができます。

素材

素材
選べる素材は4種類です。

ハードプラチナ(Pt950)

ハードプラチナとは、95%の純プラチナに、5%のルテニウムまたはパラジウムを割金に使っているプラチナのことです。

よく使われているPt900に比べて1.5倍ほどの強度を持ちます。工房スミス札幌店では、アレルギーが出にくいルテニウムを割金に使っています。

K18イエローゴールド

イエローゴールドはハードプラチナに次ぐポピュラーな素材です。

肌馴染みがよく、上品で華やかなゴールドの輝きを放ちます。抜け感のある軽やかな指輪に仕上がります。

K18ホワイトゴールド(シャンパン)

工房スミスのホワイトゴールドは、独自のオリジナル配合で作られています。淡くゴールドの色合いが残り、光によって表情が変わります。

イエローゴールドのような派手さがないため、アンティーク調のデザインとよく合います。

K18ピンクゴールド

ピンクゴールドは、落ち着きと上品さを兼ね備えているゴールドです。

キズやゆがみに強いため、ハワイアン彫りなどカービングに最適です。柔らかい光が宝石や彫刻の美しさを際立たせます。

リング幅

工房スミスで選べるリング幅は2mm、3mm、4mm、5mmの4種類です。

WAXコースの場合は2mmよりも細くしたり、5mmよりも太くしたりできます。女性2mm、男性は3mmを選ぶ人が多いようです。

形状

選べる形状は3種類です。

ストレート

ストレートは最も一般的な形状です。表面の仕上げにシャープな平打ちと丸みを帯びた甲丸があります。シンプルで飽きがこないので、男女問わず人気があります。

ウェーブ

ウェーブはS字とも流線形とも呼ばれます。優美な波状のフォルムが特徴的で、柔らかな印象を与えます。薬指から中指の付け根にフィットするため、手指の水かきが高い人におすすめです。

V字カーブ

V字カーブは手の甲に向かって角度がついているデザインです。縦のラインが強調されるため、指を細く長く見せる効果があります。

仕上げ

仕上げ
選べる仕上げは6種類です。

鏡面

鏡面はアーム部分を鏡のように磨き上げて、手触りよく仕上げます。

最も一般的な仕上げであり、素材の色味や形状をより美しく見せたい人に選ばれています。

つや消し

つや消しは専用の工具で細かい凹凸を刻んで仕上げます。

輝きを抑えて落ち着いた柔らかな風合いに仕上がるため、男性に人気があります。

スターダスト

スターダストは先端にダイヤモンドの粒子がついた工具で削って仕上げます。星屑のようにキラキラと繊細な光を放ちます。

ハンマー

ハンマーは金槌で叩いてランダムな凹凸を生み出す仕上げです。叩く力や角度によって陰影や立体感を表現できます。

荒らし金槌

荒らし金槌は、金槌で叩いて細かな荒らし模様をつける仕上げです。叩き方によって形が変わり、趣のある雰囲気を醸し出します。

ハワイアン彫り

ハワイアン彫りは、ハワイの伝統的なモチーフを職人がひとつひとつ心を込めて手彫りする仕上げです。世界にひとつのオリジナルな指輪にできます。

自然のモチーフなどを入れることでカジュアルな雰囲気の指輪になります。人と被らない、個性的な結婚指輪にしたい人に選ばれています。

宝石

宝石
様々なものから宝石を選ぶことができます。一般的なダイヤモンド以外にも、サファイアやルビーなどの誕生石をつけることもできます。自分の誕生石を入れることで、自分だけのオリジナルな指輪にすることができるでしょう。

工房スミス札幌店では、GIA(米国宝石学会)・CGL(中央宝石研究所)の鑑定書付きダイヤモンドなど、品質の保証されている宝石が用意されています。このほか、カラーダイヤモンドや誕生石など全12種から選べます。

誕生石については以下の記事で詳しく解説しています。

結婚指輪に入れる誕生石とは?種類や誕生石を使ったアレンジ方法を紹介

石留め

石留め
ダイヤモンドなどの宝石を指輪につける方法としては石留めがあります。この石留めにはいくつか種類があるので選びましょう。

結婚指輪の石留めは、引っ掛かりの少ない覆輪留め、彫り留め、ななこ留めがおすすめです。それらを説明します。

覆輪留め

覆輪留めは石を囲むように伏せ込みます。ツルっとした美しいシルエットにより、アームと宝石に一体感が生まれます。

彫り留め

彫り留めは、メレダイヤなど小さな宝石を留めるのに適しています。宝石の周りにタガネで彫刻を入れることで輝きが際立ちます。

ななこ留め

ななこ留めは、下穴を開けて4点の丸い爪で宝石を留める方法です。彫り留めと同じく、メレダイヤなど小さな宝石を留めるのに適しています。

刻印

刻印とは、結婚指輪の内側や外側に文字や模様を施すものです。

レーザー刻印

レーザー彫刻機を使って刻印する方法です。様々な書体や手書きの絵や文字をそのまま結婚指輪に刻印することが可能です。

手打ち刻印

文字彫り機を使って刻印する方法です。書体はコロンと可愛らしく、刻印した文字がキラキラと光ります。

オリジナルの結婚指輪のデザイン例

工房スミスで制作されたものから、オリジナルの結婚指輪のデザイン例を紹介します。

2つで1つになるハートモチーフ

2つで1つになるハートモチーフ
イエローゴールドにつや消しを施し、モチーフ部分に磨きをかけたデザインです。2つの指輪を合わせると小さなハートが現れます。

ゴールド×ミル打ち

ゴールド×ミル打ち
ミル打ちはヨーロッパで古くから伝わる装飾技法です。クラシカルで上品なイメージに仕上がります。

平打ち×マット加工

平打ち×マット加工
平打ちのゴールドのリングにマット加工が施してあります。重量感と高級感のある結婚指輪に仕上がります。

平打ちの結婚指輪の魅力とは?平打ちの特徴とメリット・デメリットを紹介

プラチナ×カラーダイヤ

プラチナ×カラーダイヤ
平打ちリングの中央に凹みを入れて、好みのダイヤモンドをセットしたデザインです。男性はマット加工、女性は鏡面で仕上げています。

S字×メレダイヤ

S字×メレダイヤ
S字の鏡面仕上げのリングに、天然のピンクダイヤモンドとカラーレスダイヤモンドを贅沢にあしらったデザインです。上品で繊細な印象を与えます。

まとめ

オリジナルの結婚指輪を製作することで、理想とするデザインの指輪を手に入れられます。2人のこだわりや思いを込めれば、一生身に着けるのにふさわしい結婚指輪になるでしょう。

工房スミス札幌店は、結婚指輪・婚約指輪の手作り専門店です。素材や形状、宝石の種類など1万通り以上の中から、2人が理想とするオリジナルのデザインを実現できます。

プロの職人がマンツーマンでサポートするので、初心者でも安心です。アフターサポートも万全ですので、長く結婚指輪をつけるなかで変形や破損が起こっても修理してもらえます。

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