2020.09.30
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結婚指輪・婚約指輪の知識
結婚指輪と婚約指輪の重ね付けはあり？魅力的な付け方と選び方を解説
「結婚指輪は毎日着けるのが一般的だけど、婚約指輪はみんなどうしてるの？」婚約指輪を思い出の品として、大切にしまっている人は少なくありません。
しかし、せっかくもらった素敵な婚約指輪をジュエリーケースの中にしまっておくのは、少しもったいない気もしますよね。
そんなときにおすすめなのが、結婚指輪と婚約指輪の重ね付けです。結婚指輪と婚約指輪を重ね付けすると、大切な指輪をどちらも活用できて、華やかな印象になるメリットがあります。
この記事では、結婚指輪と婚約指輪の重ね付けについて解説します。結婚指輪と婚約指輪を重ね付けする順番やメリット、気をつけたいポイント、重ね付けするシーン、選び方もご紹介いたします。
目次
婚約指輪と結婚指輪の重ね付けは、もちろんOKです。実際に婚約指輪と結婚指輪を重ね付けしている人はたくさんいます。
指輪を同じ指に二本も着けると派手になり過ぎないかと心配になる方もいるかもしれませんが、結婚指輪は日常使いのデザインが多いため、婚約指輪と重ねても華やかでおしゃれな印象になります。
実は、結婚指輪だけを身に着けて婚約指輪をしまっておくのは、日本特有の風習です。海外では古くから婚約指輪と結婚指輪を重ねて付ける習慣のある国が多く、世界的に見ても主流な着け方になります。
国内でも婚約指輪と結婚指輪の重ね付けを前提にした、指輪のデザインを展開しているブランドはたくさんあります。
婚約指輪と結婚指輪を重ね付けする順番に、明確な決まりはありません。ただ、一般的には左手の薬指の内側（先）に結婚指輪、外側（後）に婚約指輪を着ける人が多くなっています。
理由は「結婚した証」である結婚指輪の上に、「愛の誓い」である婚約指輪を重ねることで、「永遠の愛をロックする」という意味になると言われているためです。
結婚指輪はすでに着用していることが多いため、婚約指輪をそのまま上から着ける方がスムーズであるという理由もあります。
また、華やかな婚約指輪は外したほうがいいシーンもあるため、上に着けたほうが対応しやすいのもメリットです。
婚約指輪には記念品としての役割があり、普段使いを前提としていないことが多いため、結婚指輪よりも華やかなデザインを選ぶ傾向があります。
そのため、ファッションやお出かけする場所に合わせて重ね付けすることで特別感を演出したり他の人と違ったオシャレを楽しめます。婚約指輪と結婚指輪を重ね付けするメリットをご紹介しましょう。
二つの指輪を一緒に着けることで、単独の指輪では得られない独特の輝きとボリューム感が生まれ、華やかな雰囲気を演出できます。
例えば、シンプルな結婚指輪にダイヤモンドが輝く婚約指輪を重ねると、より煌びやかな印象になり、手元が一層美しく見えるのです。
また、婚約指輪と結婚指輪を重ねることで、見た目だけでなく気分も高まり、毎日が特別なものに感じられます。
他にも、婚約指輪と結婚指輪の重ね付けは、日常的なオシャレにもおすすめ。婚約指輪を上に重ねて付ければ、いつでも取り外しができます。
その日のコーディネートやシーンに合わせて、重ね付けを楽しみましょう。
婚約指輪は、男性から女性に贈るのが一般的です。プロポーズのときに渡すことが多く、男性の気持ちが込もった高価なプレゼントになります。
「高価だからこそ、なくしてしまわないか不安」という人もいると思いますが、パートナーの男性は「せっかく決心をして高価な婚約指輪を購入したのに、気に入っていないのかな」と、残念に思っているかもしれません。
日頃の感謝の気持ちを込めて、たまには重ね付けをしてみるのもおすすめです。重ね付けがパートナーから贈られた特別な指輪を大切にしているという気持ちを表すことができ、当時のことを思い出すきっかけとなるでしょう。
セットリングとは、婚約指輪と結婚指輪の重ね付けを前提にデザインされた指輪のことです。二本の指輪の間にすき間が生まれにくく、見栄えも美しい特徴があります。まるで一つの指輪のような、統一感のある印象になるのも魅力です。
ブライダル専門店やジュエリーショップによっては、セットリングを扱っているところもあります。婚約指輪1点・結婚指輪2点の計3点をお得な価格で購入できるケースも多いため、重ね付けを検討している人におすすめです。
また、セットリングを購入すると、婚約指輪と結婚指輪の両方のメンテナンスを同じお店やブランドに頼める利点もあります。
サイズ直しや修理だけでなく、ジュエリークリーニングなどのアフターメンテナンスを気軽に受けることができるのも魅力です。
婚約指輪と結婚指輪を重ね付けするときは、いくつか注意点があります。あらかじめ対策ができるものばかりなため、事前に確認しておきましょう。
婚約指輪と結婚指輪を重ね付けするときの、気を付けたいポイントをご紹介します。
指輪を重ね付けすると、どうしても傷がつきやすくなります。特に、プラチナとゴールドなど、素材が違う指輪を重ね付けする場合は要注意です。
素材が柔らかいほうの指輪が、より傷つきやすくなってしまいます。重ね付けによる指輪の傷みが心配な人は、同じ素材の指輪を選ぶか、重ね付けが前提で作られたセットリングを選ぶと良いでしょう。
ただ、重ね付けによって傷が付く部分は指輪の側面で、面積も小さく、あまり目立ちません。傷が付いてもわからない、気にならない人が多いようです。
重ね付けをするときは、外側の婚約指輪よりも内側の結婚指輪のほうが、サイズが大きくなる傾向があります。指の形にもよりますが、なるべく重ね付けを想定して、指輪のサイズを選んでおくのがおすすめです。
必要に応じて、サイズ直しをしてもらう手段もあります。
また、内側の結婚指輪のサイズが大きいと、外側の婚約指輪を外したときに、抜け落ちてしまう可能性も。重ね付けする予定であっても、一本ずつの着用感やサイズ感も確認しておくと安心です。
重ね付けを想定せずに婚約指輪と結婚指輪を別々に選んだ場合、デザインや素材の相性が悪く、見た目やフィット感が悪くなることがあります。また、形状に違いがあると二本の指輪の間にすき間が生じ、不自然な印象になることも。
例 婚約指輪はストレート 結婚指輪はウェーブ など
婚約指輪は結婚指輪より先にプレゼントしてもらうことが多いため、結婚指輪を後から購入するときは相性を考えて選ぶことが大切です。結婚指輪を購入するときは、婚約指輪をお店に持って行きましょう。
重ね付けをしたいことを伝えれば、お店の人が相性を考えて適切な結婚指輪を選んでくれます。
結婚指輪と婚約指輪の重ね付けは、知人や友人の結婚式や、子どもの入学式に参加するときなど特別な日に身につける方が多いようです。
フォーマルな場には、華やかな重ね付けが似合いますし、日常的に重ね付けをしている人もたくさんいます。
大切な婚約指輪と結婚指輪の両方を、常に身に着けられるのはとても幸せなことです。お葬式などの弔事シーンを除けばマナー的には全く問題ないため、自分の好きなときに重ね付けを楽しんでください。
それぞれのシーンでの重ね付けの魅力について詳しく解説していきます。
結婚式や入学式などの特別なお祝いの場では、婚約指輪と結婚指輪を重ね付けすることで、より華やかで特別な気分を味わうことができます。
これらのイベントは人生の中でも特に大切な瞬間であり、自分だけでなく周囲の人々も華やかな装いで参加します。重ね付けすることで、指輪がより一層輝きを放ち、全体のコーディネートに深いアクセントを加えることができます。
さらに自分の気分も高まり、周囲にも好意的な印象を与えることができるでしょう。
親族で集まる畏まった席でも上質な重ね付けのデザインは際立ちます。例えば、お正月やお盆など年に数回ある親族の集まりなどは親族としての関係を築く大切な機会です。
婚約指輪と結婚指輪を重ね付けすることで、親族の前で自分たちの関係の大切さや愛情をアピールできます。
夫婦のデートでは、婚約指輪と結婚指輪の重ね付けが特別なアクセントになります。
特別なジュエリーを身に着けることで、より一層の華やかさと高揚感を楽しむことができ、さらに結婚当時の記憶を思い出すことで改めて二人の仲を深めるきっかけとなるでしょう。
例えば、ちょっとしたお出かけデートでも、婚約指輪と結婚指輪を重ね付けすることで特別な時間を演出します。
ファッションに気を遣ってお出かけする際に、婚約指輪と結婚指輪の重ね付けがファッション全体のアクセントとなり、より華やかな印象を作り出すことができます。
重ね付けすることで、指輪のデザインやジュエリーが引き立ち、ワンランク上のコーディネートが楽しめます。
結婚指輪と婚約指輪を重ね付けすることで、より一層華やかで個性的な手元を演出することができます。
しかし、そのためには適切な指輪の選び方が重要です。以下では、重ね付けに最適な婚約指輪と結婚指輪を選ぶ際のポイントをご紹介します。
質感やテイストが同じリングを選ぶことが大切です。質感やテイストが一致することで、全体として調和が取れて美しい見た目となります。
逆に、異なるデザインのリングを重ねると、ちぐはぐな印象を与えかねません。例えばシャープな平打ちリングと丸みのある甲丸リングでは印象が大きく違うので、デザインによっては調和が取れにくく違和感を感じてしまう場合があります。
二つのリングを重ねるときは調和を大切にして選んでみると良いでしょう。
指輪を重ね付けする際には、宝石がぶつからない形状の指輪を選ぶことが重要です。結婚指輪と婚約指輪の宝石が衝突すると、傷が生じてしまう可能性が高まります。こうしたダメージを防ぐためには、宝石にぶつかりにくい形状を選ぶことが大切です。
例えばダイヤモンドのサイズが大きい婚約指輪の場合、結婚指輪をV字デザインにすることで結婚指輪がダイヤモンドにぶつかりにくくなります。
宝石にぶつからない形状を選ぶことで、指輪そのものを長持ちさせることができます。宝石同士の衝突による傷が防止されることで、毎日の使用でも指輪が綺麗な状態を保ちやすくなるのです。
このように注意深く指輪を選ぶことで、結婚指輪と婚約指輪の両方を一生の宝物として長期にわたり楽しむことができます。
婚約指輪と結婚指輪を重ね付けする際には、リングの厚みやボリューム感を合わせてみてください。指輪の高さやボリューム感が異なると、バランスが悪くなってしまい見た目に違和感を覚えることがあります。
婚約指輪に大きなダイヤモンドがセットされていて高さがある場合、結婚指輪もある程度の厚みやボリューム感があった方がバランスがよくなります。反対に、低めでシンプルな婚約指輪には、同じくシンプルで低めの結婚指輪がふさわしいです。
このようにして、高さとボリュームを揃えることで、指先全体が美しく見え、全体的な調和が取れたデザインとなります。
婚約指輪と結婚指輪を同じブランドで揃えることで、統一感のあるデザインを楽しむことができます。同じブランドだと、ブランドのコンセプトやデザインの方向性が統一されているため、自然と統一感が生まれやすいです。
その結果、重ね付けしたときにバランスが保たれ、美しい見た目になります。重ね付けリングを選ぶのが難しいと悩んでいる方でも比較的選びやすいのもポイントです。
重ね付けできるブライダルリングを選びたいけれど自分で選ぶ自信がない、より洗練された重ね付けを楽しみたいという方にはセットリングがおすすめです。
セットリングは婚約指輪と結婚指輪が最初から一緒にデザインされた指輪。デザイン的にも着け心地的にも違和感がなく、それぞれの指輪単体でも使えるため安心です。
また、セットリングは重ね付けを前提に作られているため、傷が付きにくいメリットもあります。婚約指輪も結婚指輪も、毎日身に着けたい人におすすめです。
セットリングは、同じ素材で統一感があるものと、異素材で個性やアクセントを出すものがあります。二本の指輪を重ねることで、新しい形が浮かび上がる魅力的なデザインも人気です。
「工房Smith札幌店」では、プロのデザイナーや熟練の職人のサポートを受けながらセットリングを自分たちの手で制作できます。
手づくりではなく、自分の好みのデザインや素材を選べるオーダーも可能で、自分たちの理想を相談しながら作り上げることができます。
すでに違うブランドの婚約指輪をもらっている場合は、お持ち込みいただければセットリングとして重ね付けできるような、結婚指輪のデザインをご提案することも可能です。セットリングをお考えの方は、ぜひ工房Smith札幌店にお気軽にご相談ください。
＞＞＞ペアリング・結婚指輪の手作り工房「工房Smith札幌店」
結婚指輪と婚約指輪を重ね付けするメリットは、重ねることで華やかな印象になったり、プレゼントしてくれたご主人が喜んでくれたりと嬉しいことがたくさんあります。またお店によっては購入価格がお得になることもあります。
重ね付けをするときの注意点は、指輪が傷みやすくなることやサイズが合わなくなることです。質感・テイスト・形状・ボリューム感・ブランドなどを考慮して選ぶと良いでしょう。
キレイに美しく重ね付けを楽しむならセットリングがおすすめです。重ね付けを前提にデザインされているので、チグハグになる心配がありません。
「工房Smith札幌店」では自分たちの理想のセットリングを手作りすることができ、作り上げる工程も楽しめます。お二人で素材やデザインにこだわって、理想のセットリングをオーダー・手づくりできるので、ぜひ一度お気軽に足を運んでみてください。
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