手作り結婚指輪・婚約指輪・ペアリング Smith札幌本店

2022.10.27

結婚指輪

結婚指輪・婚約指輪の知識

結婚指輪ができるまでの流れや期間とは?

結婚指輪ができるまでには様々な工程が必要で、オーダーから完成までには一定の時間がかかります。この流れや必要な期間を知らない人も多くいると思います。

流れや期間を知らなければ、納品が間に合わずに挙式に結婚指輪を用意できなかった、なんてことになりかねません。

そこで、今回の記事では結婚指輪ができるまでの流れと納品までの期間を購入方法別に紹介します。結婚指輪の購入のタイミングがわからない方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

結婚指輪ができるまでの流れ

ウェーブライン×プラチナダイヤモンド
結婚指輪の注文方法は、一般的に「オーダーメイド」「手作り」「既製品」の3つとなります。完成までの流れは、この注文方法によって異なります。

結婚指輪の下見から完成品を受け取るまでの流れを、3つの注文方法別に紹介します。

オーダーメイドの場合の流れ

結婚指輪の注文方法のひとつが「オーダーメイド」です。オーダーメイドは「フルオーダーメイド」と「セミオーダーメイド」の2つに分けられます。

フルオーダーメイドとは、デザインをイチから考えて、オリジナルの結婚指輪を作る方法です。デザイナーに相談しながら細かなところまでこだわって世界に一つだけの理想の指輪を作れることができます。

セミオーダーメイドは、デザインや指輪の形、素材、宝石などを、店舗であらかじめ用意された中から好きなように組み合わせて結婚指輪を作る方法です。フルオーダーよりも予算を抑えながら、ある程度オリジナルの指輪を作り上げることができます。

フルオーダーメイドは、早くて2ヶ月とセミオーダーに比べて時間がかかります。デザイナーとの打ち合わせにどれだけの時間を要するかにも左右されますが、余裕を持って半年ほどみておけば安心です。

セミオーダーメイドの場合は、下見から完成品の受け取りまでの期間を、早くて1ヶ月、余裕を持って2~3ヶ月みておくのが良いでしょう。

次に、オーダーメイドの指輪の完成までの流れを紹介していきます。

1.リサーチ

まずは結婚指輪のリサーチを始めます。「ショップがオーダーに対応しているか」「どれだけ自由にオーダーできるか」「どれくらいの費用で作れるか」などを確認しましょう。

セミオーダーメイドであれば、ベースが決まっているので、ある程度はデザインを調べることができます。SNSやショップのサイトに作成事例が載っていないか確認してみましょう。

2.ショップ訪問

ショップが決まれば予約をして、いざ来店です。ショップの担当者に、ある程度のデザインイメージや予算感を相談し、無理なく理想の結婚指輪を作れるのかを確認します。

また、ショップ訪問の時点で完成までの期間や納品日、アフターサービスの内容までを確認しておくのがおすすめです。担当者と相談の上で、問題がなければデザイン決定のための打ち合わせ日を決めましょう。

3.デザイン作成

次に、結婚指輪のデザインを決定します。まずはデザイナーやスタッフと相談しながら、結婚指輪のイメージを作っていきましょう。

デザイン作成では、結婚指輪の形から素材、装飾、石、刻印などを決めていきます。サイズや太さ、模様なども、このタイミングで決定します。

「婚約指輪と重ね付けがしやすいか」「普段から違和感なく付けられるか」などを考慮して選ぶと、日常的に長く使える結婚指輪が作れます。シンプルな結婚指輪がよければ、あえて宝石を入れないのもおすすめです。

製作スタート

デザインが決定したら、いよいよ製作がスタートです。製作はショップが進めるので、自分たちは基本的には完成を待つだけです。

セミオーダーの場合、制作期間は1ヶ月、余裕を持って2ヶ月はみておきましょう。フルオーダーは制作開始から2〜3ヶ月みておくと安心です。

ショップによっては、試作の指輪のフィッティングが可能なケースがあります。サイズ感や肌への馴染み方などを完成前に確認でき、最終調整ができるのがメリットです。

フィッティングを無料で行っているショップや、オプションとして別料金が発生するショップ、フィッティング自体を行っていないショップがあるので、事前に確認しておきましょう。

受け取り

指輪が完成したら、ショップから連絡が入ります。受け取りに行き、結婚指輪を確認をして問題がなければ納品です。

結婚指輪の保証書やダイヤモンドの証明書をもらったら、無くさないように大切に保管しましょう。

手作りの場合の流れ

最近、2人の思い出作りにもなるとして、人気が高まっているのが結婚指輪を手作りする方法です。手作りの場合は、オーダーよりも早く作ることができ、即日~3週間で完成品を受け取ることができます。

1.リサーチ、工房訪問

工房
まずは手作りができる工房を探します。

工房のサイトでは、完成イメージや、実際に作られた結婚指輪を見ることができるので、2人が思い描く理想の指輪を作れそうかを確認してみましょう。SNSで他の人が手作りした指輪の投稿を見るのも、工房選びの手段としておすすめです。

工房を選ぶときには、以下の項目をチェックしてみてください。

  • マンツーマンで職人がサポートしてくれるか
  • 品質がよいか
  • デザインの幅が広いか
  • イメージしているデザインを作ることができるか
  • 予算はいくらかかるのか
  • アフターサービスはあるのか

品質に関しては、金属素材に結婚指輪の定番のPt950やK18を使用しているかを確認してみましょう。宝石にはGIA(中央宝石研究所)やCGL(米国宝石学会)などの鑑定書付きのダイヤモンドを用意しているかどうかも事前に確かめるのがおすすめです。

工房を訪問した際には、作れる指輪のサンプルを見せてもらいましょう。実際に確認して問題がなければ、工房を決定してデザイン作成に入っていきます。

2.デザイン作成

手作り風景

次に、工房のプロの職人やスタッフと相談しながらデザイン作成をスタートします。

手作りの場合は金属素材や宝石、仕上げ、刻印、石留めなどを自分たちでデザインできます。あらかじめ、指輪の形や色、素材などをざっくりでもイメージしておくとデザイン作成がスムーズに進むでしょう。

手作りでも、刻印の内容やフォントなどの細かいところまで2人で話し合いながら決められるのも魅力のひとつです。

最近では、ハワイアン彫りが入ったハワイアンリングを結婚指輪として購入する人も増えています。工房によってはハワイアンリングを作れるところもあるので、工房選びの際にチェックしてみてください。

3.指輪作成作業

自作
デザインが決まれば、いよいよ自分たちで指輪作りをしていきます。

作成方法は基本的に「彫金工法」と「WAX工法」の2つです。彫金工法とは、1本の金属の棒を加熱し、ハンマーで叩いたり伸ばしたりして指輪を作る方法です。金属の棒の端を溶接して丸くし、形を整えていきます。叩いて作ることで金属が引き締まり、輝きの強い指輪ができるのが特徴です。

WAX工法は、ワックスという素材で指輪の型を作り、金属でかたどっていく方法です。ワックスで作った指輪の原型を石膏に入れて熱し、指輪の形を取ります。そこに金属を流し込み冷やすことで、指輪が完成します。WAX工法は彫金工法よりも複雑で繊細なデザインを作れます。シンプルなものよりも、デザイン性が強いものを好む場合は、WAX工法がおすすめです。

自分たちで手作りするとなると、綺麗に作れるかどうか心配になる人がいるでしょう。しかし、職人のサポートを受けながら作るので、初心者や手先が器用でない人でも既製品と変わらない美しい指輪を作れます。

4.職人による仕上げ

仕上げ
石留めや模様入れなどの難しい工程は、職人が対応する場合がほとんどです。

細かい調整や磨き上げなどの最後の仕上げも行ってもらえるので、最終的には美しく、着け心地のよい結婚指輪が完成します。

5.受け取り

指輪が完成したら、工房から連絡が入るので受け取りに行きましょう。工房が家から遠い場所にあるなら、作った指輪を自宅へ届けてもらえるところが多いです。

工房では、最終的な確認や調整を行います。工房によっては作業中の様子を動画や画像データでもらえるところもあります。思い出を後で振り返ることができるでしょう。また、中にはケースやポーチなど指輪の入れ物を選べる場合もあります。

手作りにかかわらず、結婚指輪は後々、汚れたり歪んだりすることがあります。「新品仕上げを無料で行ってくれるか」「サイズ直しの保証があるか」など、アフターサポートの内容を確認しておきましょう。

既製品の場合の流れ

既製品の場合は、すでに作られている結婚指輪を購入するので、早くて即日で受け取りが可能です。石入れや刻印をお願いする場合は、1ヶ月ほどかかる可能性もあります。

1.リサーチ

まずは住んでいる地域にあるジュエリーショップやブランドショップを調べます。

セレクトショップのように、多くのブランドの指輪を揃えているショップと自社ブランドの製品だけを扱っているショップがあります。どのブランドにするのか、予算をいくらにするのかなど、自分のこだわるポイントからお店を絞っていきましょう。

リサーチ時には、2人で予算や条件を話し合っておくと結婚指輪選びがスムーズに進みます。

2.ショップを訪問、指輪選定

お店を訪れたら、ショップスタッフから結婚指輪の種類や選び方などを教えてもらえます。

デザインの好みや使用シーンなどを相談しながら、候補を絞っていきます。「普段使いしたいのか」「特別感があるものが良いのか」など、要望があればスタッフに伝えましょう。

決まった製品の中から選ぶので、デザインの自由度はあまりありません。理想とするデザインがない場合は、手作りやオーダーでの注文がおすすめです。

3.カスタマイズ

指輪が決まれば宝石や装飾を決定し、サイズ調整を行います。

指のサイズは体調や季節によって変わるものです。それを考慮して、つけやすい素材やデザインを選びましょう。

宝石や装飾などのカスタマイズが必要ない場合は、購入してその場で受け取ることもできます。カスタマイズをしたい場合は、挙式の約3ヶ月前に結婚指輪を注文しておけば、余裕を持って受け取りができます。

4.購入・受け取り

装飾や調整がなければ即日、ある場合は数週間~2ヶ月程度で受け取りが可能です。

カスタマイズがなくても、店舗に在庫がなければ取り寄せになるため届くまでに1週間ほど時間を要します。

まとめ

結婚指輪ができるまでの流れと期間は、購入方法によって異なります。それぞれどのような工程がかかり、どれくらいの時間を要するのかを確認して、購入方法を決めるのがおすすめです。

工房スミス札幌店は、結婚指輪を手作りできる指輪工房です。オーダーメイドよりもリーズナブルに、短い期間で2人が理想とするオリジナルの指輪を作ることができます。マンツーマンで職人がサポートするので初心者でも安心。

かっこいい結婚指輪1

素材はPt950のプラチナやK18のゴールドなど高品質な素材を用意し、GIAやCGLの鑑定書つきのダイヤモンドを用意しています。アフターサポートについても、サイズ直しを2年間無料でできるほか、新品仕上げは購入後はずっと無料で対応しています。手作りの結婚指輪に興味のある方は、いつでもご相談ください!

工房スミスHP
最上段へ