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結婚指輪・婚約指輪の知識

指輪のサイズ直しは自分でできるの!?〜自分で直す方法と注意点、プロに依頼すべき理由も解説〜

結婚指輪や婚約指輪、ペアリングなど、大切な指輪がサイズ合わなくなってしまった経験はありませんか?体重変化やむくみなどで指のサイズが変わり、「指輪が緩くて落ちそう」「キツくて痛い」といった悩みを抱える方は少なくありません。そんなとき、「自分で何とかできないか」と考えることもあるでしょう。

本記事では、指輪のサイズ直しを自分で行う方法やそのリスク、そして本格的なサイズ直しはプロに依頼すべき理由について詳しく解説します。大切な指輪を長く美しく使い続けるための参考にしてください。

指輪のサイズが合わなくなる原因とは

指輪のサイズが合わなくなる原因は様々です。まずはその原因を理解し、適切な対処法を考えましょう。

一時的な要因

  • 季節の変化: 夏場は暑さで手が腫れやすく、冬場は寒さで指が細くなりがちです。
  • むくみ: 塩分の取りすぎや水分摂取不足、長時間のデスクワークなどでむくみが生じることがあります。
  • 運動後: 激しい運動の後は一時的に指が腫れることがあります。
  • 妊娠: ホルモンバランスの変化や水分貯留により、指が太くなることがあります。

長期的・永続的な要因

  • 体重の増減: 大幅な体重変化は指のサイズにも影響します。
  • 加齢: 年齢を重ねると関節が太くなったり、指の形が変わったりします。
  • 病気や薬の影響: 特定の疾患や薬の副作用で指のサイズが変わることがあります。

一時的な要因によるサイズ変化なら、原因が解消されれば元に戻ることが多いですが、長期的・永続的な要因の場合は、サイズ直しを検討する必要があるでしょう。

自分でできる指輪のサイズ調整方法は?

指輪のサイズが合わないときに、自分でできる調整方法をいくつかご紹介します。ただし、これらは一時的な対処法や微調整であることを理解した上で試してください。

指輪が大きい場合の対処法

1. ピタリングを使う

ピタリングとは、指輪の内側に装着するプラスチック製のパーツです。透明なので目立ちにくく、指輪のサイズを一時的に小さくすることができます。

メリット:

  • 簡単に装着できる
  • インターネットなどで手軽に購入でき、価格も安い
  • 透明なので見た目に影響が少ない

デメリット:

  • 指輪の幅や厚みによっては合わない場合がある
  • サイズが大きすぎる指輪には効果が薄い
  • 長期間使用すると劣化する可能性がある

使用方法は簡単で、指輪の内側にピタリングを巻きつけるだけです。特に関節は太いけれど指は細いという方や、指輪が回転してしまうことに悩んでいる方におすすめです。

2. リングアジャスターを使う

リングアジャスターはピタリングと同様の役割を果たしますが、より耐久性の高い素材(シリコンやプラスチック)でできています。

メリット:

  • ピタリングよりも耐久性が高い
  • 様々なサイズや形状があり、指輪の形に合わせて選べる
  • 付け外しが可能なタイプもある

デメリット:

  • ピタリングよりもやや目立つ場合がある
  • 指輪の形状によっては違和感を覚えることも

リングアジャスターは指輪の内側に貼り付けるタイプと、U字型のクリップのように挟むタイプがあります。指輪の形状や使用頻度に合わせて選ぶとよいでしょう。

3. テープを巻く方法(応急処置)

急な対応が必要な場合は、医療用テープや絆創膏を細く切って指輪の内側に巻くという方法もあります。

メリット:

  • 家にあるもので簡単にできる
  • コストがほとんどかからない

デメリット:

  • 見た目が美しくない
  • 耐久性がない
  • 汗や水に弱い

この方法は本当に一時的な応急処置として考えるべきで、長期間の使用には適していません。また、テープの粘着剤が指輪に残る可能性もあるため、大切な指輪には避けた方が無難です。

指輪が小さい場合の対処法

指輪が小さい場合の自分でできる対処法は非常に限られています。基本的には専門店でのサイズ直しが必要ですが、以下のような一時的な対応が可能な場合もあります。

1. 指に潤滑剤を塗る

石鹸やハンドクリーム、ワセリンなどを指に塗ると、一時的に指輪が入りやすくなることがあります。

メリット:

  • すぐに試せる
  • 特別な道具が不要

デメリット:

  • 効果は一時的
  • 指輪が入っても、取るときに問題が生じる可能性がある
  • 石鹸などの成分が指輪に残る恐れがある

これは本当に応急処置であり、無理に指輪を入れることで指を傷つけたり、指輪を変形させたりするリスクがあることを理解しておきましょう。

自分でサイズ直しをする場合のリスクは?

インターネット上には、自分で指輪のサイズを変える方法が紹介されていることがありますが、これらは多くのリスクを伴います。特に以下の方法は、大切な指輪を傷める可能性が高いため、避けるべきです。

芯金棒を使った方法

芯金棒(しんきんぼう)を使って指輪を叩き、形を変えるという方法があります。これは金属加工の技術がある方向けの方法で、一般の方が行うには非常に危険です。

リスク:

  • 指輪に傷や凹みができる
  • 均一にサイズを変えることが難しく、歪みの原因になる
  • 宝石がある場合、宝石が外れたり割れたりする可能性がある
  • 指輪の強度が低下し、亀裂や破損の原因になる

ハンマーで叩く方法

指輪を直接ハンマーで叩いてサイズを変えようとする方法は、さらに危険です。

リスク:

  • 指輪の表面に修復不可能な傷がつく
  • 指輪が歪む
  • 金属が硬くなり、後々のサイズ直しが難しくなる
  • 宝石が外れたり割れたりする可能性が非常に高い

熱を加える方法

指輪を熱して形を変えようとする方法も、専門的な知識や道具がなければ非常に危険です。

リスク:

  • 金属の性質が変わり、強度が低下する
  • 均一に熱を加えることが難しく、歪みの原因になる
  • 宝石がある場合、熱により傷んだり色が変わったりする可能性がある
  • やけどの危険性がある

これらの方法は一見すると簡単に見えるかもしれませんが、専門的な技術と知識がなければ、大切な指輪を台無しにしてしまう可能性が非常に高いです。特に宝石が付いた指輪や思い出の詰まった指輪には、絶対に試すべきではありません。

プロに依頼すべき理由

指輪のサイズ直しは、専門店に依頼することをおすすめします。特に以下のような場合は、自分で調整せずプロに相談しましょう。

プロのサイズ直しの利点

  1. 正確なサイズ調整: プロは精密な測定と調整が可能で、ぴったりとしたサイズに調整できます。
  2. 美しい仕上がり: サイズ直し後も指輪の美しさを損なわず、新品同様の仕上がりにすることができます。
  3. 素材に合わせた対応: プラチナ、ゴールド、シルバーなど、素材によって適切な技術を用いてサイズ調整を行います。
  4. 宝石の安全: 宝石付きの指輪も、石を傷つけることなく安全にサイズ調整ができます。
  5. 保証: 多くの専門店では、サイズ直し後の保証も付いています。問題が生じた場合も安心です。

プロに依頼すべき指輪の種類

  • 宝石付きの指輪: ダイヤモンドやその他の宝石が付いた指輪は、自分での調整は非常に危険です。
  • 結婚指輪・婚約指輪: 一生の思い出が詰まった大切な指輪は、専門家に任せるべきです。
  • アンティークや希少価値のある指輪: 年代物や希少性の高い指輪は、その価値を保つためにも専門家の手に委ねましょう。
  • 複雑なデザインの指輪: 彫刻や複雑な模様がある指輪は、自分で調整すると模様を損なう可能性があります。
  • 大幅なサイズ変更が必要な指輪: 2号以上のサイズ変更は、専門的な技術が必要です。

プロによるサイズ直しの方法と費用

専門店でのサイズ直しがどのように行われるか、その方法と費用について説明します。

プロのサイズ直し方法

  1. カットして大きくする方法: 指輪を切断し、必要な分だけ金属を足してから再び接合します。
  2. カットして小さくする方法: 指輪を切断し、余分な部分を取り除いてから再び接合します。
  3. リングストレッチャーを使う方法: 特殊な機械で指輪を引き伸ばし、サイズを大きくします。
  4. 圧着する方法: 特殊な機械で指輪を圧縮し、サイズを小さくします。

プロの職人は、指輪の素材、デザイン、宝石の有無などを考慮して、最適な方法を選択します。

サイズ直しの費用の目安

サイズ直しの費用は、指輪の素材、デザイン、サイズ変更の幅などによって異なります。一般的な目安は以下の通りです:

  • シルバー: 2,000円〜5,000円程度
  • ゴールド(K10・K14・K18): 5,000円〜15,000円程度
  • プラチナ: 8,000円〜20,000円程度

宝石付きの指輪や複雑なデザインの場合は、さらに高額になることがあります。また、大幅なサイズ変更も費用増加の要因となります。

手作り結婚指輪・婚約指輪・ペアリング工房「工房Smith札幌」での指輪のサイズ直し

手作り結婚指輪・婚約指輪・ペアリング工房の「工房Smith札幌」なら、お二人で手作りしていただいた指輪のサイズ直しに対応しています。自分たちの手で作った世界で一つだけの特別な指輪だからこそ、その後のケアも大切だと考えているからです。

カップルが制作した指輪は思い入れが強く、「預けるのが不安」という気持ちもあるかもしれません。しかし、作った工房に戻すことで、その指輪の特性を理解したプロが丁寧にサイズ直しを行うことができます。

指輪のサイズが合わない時の相談

「指輪がきつくなった」「緩くなってきた」という悩みは、まずは工房Smith札幌に相談してみることをおすすめします。指のサイズは日によって変動することもあるため、一時的な現象なのか、実際にサイズ直しが必要なのかを専門家の目で判断してもらうことが大切です。

自分で直そうとして大切な指輪を傷つけてしまうより、プロに相談することで安心して指輪を長く使い続けることができます。

自分で指輪のサイズを測る方法

専門店に行く前に、自分の指のサイズを知っておくと便利です。ここでは自分で指のサイズを測る方法をご紹介します。

紙テープを使った測定方法

  1. 幅5mmほどの紙テープを用意します。
  2. 紙テープを測りたい指にきつくなく、緩くなく巻きつけます。
  3. 巻きつけた紙テープにマークを付けます。
  4. 紙テープを外し、マークまでの長さをミリメートル単位で測ります。
  5. 測った長さ(周囲の長さ)をもとに、以下の計算式でサイズを求めます:
    • 日本サイズ = 周囲の長さ ÷ π – 39
    • (πは3.14として計算)

例えば、周囲の長さが49mmの場合: 49 ÷ 3.14 – 39 = 15.61 – 39 = -23.39 ≒ 7号となります。

市販のリングゲージを使う方法

より正確に測りたい場合は、インターネットや雑貨店で販売されているリングゲージを購入すると良いでしょう。様々なサイズの穴が開いた板タイプや、指に通すタイプがあります。

測定時の注意点

  • 朝と夕方では指のサイズが変わることがあるため、複数回測ることをおすすめします。
  • 気温によっても指のサイズは変わるので、季節も考慮しましょう。
  • 関節が太い場合は、関節も通るサイズを選ぶ必要があります。

指輪のサイズが変わりやすい時期と対策

指輪のサイズは様々な要因で変わります。特に以下のような時期は変動が大きいため、注意が必要です。

サイズが変わりやすい時期

  1. 季節の変わり目: 特に夏から秋、冬から春にかけては、気温変化で指のサイズが変わりやすいです。
  2. 妊娠中・出産後: ホルモンバランスの変化や体重の増減により、指のサイズが大きく変わることがあります。
  3. 体重変化の激しい時期: ダイエットや運動習慣の変化など、体重が増減すると指のサイズも変わります。
  4. 長時間のデスクワーク後: デスクワークが続くと、手に血液が溜まり、指が太くなることがあります。

一時的なサイズ変化への対策

  1. 複数のサイズアジャスターを用意: 季節や体調によってサイズアジャスターを使い分けるのも一つの方法です。
  2. 指輪の着用タイミングを考える: むくみやすい夕方よりも、朝に指輪をつけるようにすると良いでしょう。
  3. 塩分摂取に注意: 塩分の取りすぎはむくみの原因になるため、適切な塩分摂取を心がけましょう。
  4. 水分摂取の調整: 適切な水分摂取は、むくみの予防につながります。特に朝起きてすぐに水を飲むことがおすすめです。

まとめ 〜大切な指輪を長く美しく使うために〜

指輪のサイズ直しは、大切な指輪を長く使い続けるために重要なケアの一つです。この記事でご紹介した通り、自分でできる一時的な対処法もありますが、本格的なサイズ直しはプロに任せることが最善です。

特に結婚指輪や婚約指輪など、思い出の詰まった大切な指輪は、自己流のサイズ直しによって傷つけるリスクを冒すべきではありません。工房Smith札幌のような専門店なら、指輪の素材や特性を理解したプロがサイズ直しを行ってくれます。

一時的なサイズ変化にはピタリングやリングアジャスターを活用し、長期的・永続的なサイズ変化にはプロによるサイズ直しを選ぶことで、大切な指輪を美しいまま長く愛用することができるでしょう。

また、指輪を作る際には将来のサイズ変更の可能性も考慮し、サイズ直しがしやすいデザインを選ぶというのも一つの方法です。工房Smith札幌では、カップル自身で指輪を作る際に、そういった将来的なアドバイスも行っています。

大切な指輪は、適切なケアと対応で一生の宝物として輝き続けます。指輪のサイズでお悩みの際は、ぜひ専門家に相談してみてください。

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