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結婚指輪・婚約指輪の知識

結婚指輪に宝石はつける?宝石の種類や選ぶ際のポイントも紹介

結婚指輪に宝石をつけるかどうか、つけたほうがいいのかと悩む人がいるかもしれません。結婚指輪に宝石はつけたほうがよいのでしょうか?また、つけるとしたらどんな宝石をどのようにつければいいのでしょうか。

ここでは、結婚指輪に宝石はつけた方がよいのか、つける宝石にはどんな種類があるのか、宝石を選ぶ際の注意点、宝石をつける際に決めることなどをまとめて紹介します。

結婚指輪に宝石はつけた方がいい?

結婚指輪
では、そもそも結婚指輪に宝石はつけた方がいいのでしょうか?

ゼクシィの2021年に結婚指輪を購入した人に対するアンケートによると、結婚指輪に宝石をつけた男性の割合は、ダイヤモンドが16.6%、ルビー1.2%、サファイア2.6%、その他5.1%であり、女性はダイヤモンドが77.9%、ルビーが1.5%、サファイアが3.1%、その他4.8%となっています。

男性は4人に1人が宝石をつけている結果になっていますが、女性の場合は9割近くの人が宝石をつけた結婚指輪を選んでいることがわかります。そして、どちらも宝石のなかではダイヤモンドの割合が高いことがわかります。

結婚指輪に宝石をつけるメリットとデメリット

結婚指輪に宝石をつけることには多くのメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。メリットとデメリットを考慮してデザインを選ぶようにしましょう。

メリット

価値が高まる

結婚指輪に宝石をつけることで、指輪の価値が高まります。

結婚指輪の価値の多くは、金属の素材と宝石によって決まります。宝石というのは、それ単体でも価値のあるものです。ですので、結婚指輪の価値も高まるのです。

結婚指輪は長く利用しますし、子供に譲ることなどもあるかもしれません。そういったときのためにも宝石とつけて価値を高めておくのもよいでしょう。宝石にダイヤモンドを選ぶ場合には、品質を証明するGIA(米国宝石学会)やCGL(中央宝石研究所)の鑑定書付きのダイヤモンドを選ぶことをおすすめします。

華やかになる

結婚指輪に宝石をつけると、指輪がより華やかになります。宝石には様々なものがあり輝きを放つので、左手をより美しく見せることができるでしょう。

結婚指輪のなかにはシンプルなデザインもありますが、宝石がひとつでもついているといつものカジュアルな装いも華やかになります。上品さと華やかさの両方を手元にプラスでき、結婚式やパーティーなどのフォーマルなファッションにおいても活躍するでしょう。

デザインの幅が広がる

結婚指輪に宝石をつけることで、デザインの幅が大きく広がります。

結婚指輪は、指輪そのものの形だけでなく宝石の大きさや数によっても表情が変わります。同じ宝石でも、シンプルに一粒をつけるものや、複数の宝石を連なってつけるものなどもありますし、カラーも豊富です。

デザインの選択肢が豊富になることで、理想の指輪を作れるでしょう。宝石をつけることでまわりの人とデザインが被りづらくなります。

デメリット

宝石をつけることにはデメリットもあります。

費用が高くなる

宝石をつけるとその分費用は高くなります。宝石は単体でも費用が高い傾向にあるのでつけると指輪の価格が高くなるのです。

宝石の種類や数、大きさなどによってその価格は変わります。宝石をつけたいけど予算が厳しいという場合は、大きさを控えめにする、単価の低い宝石を選ぶなど調整するといいでしょう。

宝石が汚れることがある

結婚指輪に宝石をつけると、汚れによって宝石の部分がくすんで見えるようになる可能性があります。

例えば、結婚指輪をつけたままメイクやハンドケアを行うと、化粧品やファンデーション、ハンドクリームなどが宝石に付着しますし、料理など日常生活のなかで油汚れがついたりと、くすみが現れることがあります。

綺麗な状態を保つためには、汚れる可能性がある場合は外したり、定期的な拭き掃除などのお手入れを習慣にする、指輪店でクリーニングしてもらう必要があります。

結婚指輪の宝石の種類

結婚指輪に宝石をつけるとしたら、どんな宝石をつけられるのでしょうか。ここでは、結婚指輪につけられる宝石の種類を紹介します。

定番はダイヤモンド

ダイアモンド
上のデータでも、多くの人が結婚指輪にダイヤモンドをつけていることがわかりました。結婚指輪といえば、プラチナのアームにダイヤモンドの組み合わせが定番です。

ダイヤモンドは天然でもっとも硬い石として知られていて、傷がつきにくい宝石です。硫黄の温泉に入っても変色することはありません。変質しない性質から、かたい絆で結ばれ愛を誓う結婚指輪につける宝石に相応しいとされています。

「カラーダイヤモンド」と呼ばれる、様々な色彩のダイヤモンドもあるので、幅広いデザインにすることができます。

ダイヤモンド以外の宝石

誕生石
定番のダイヤモンドでは面白みがない、少し個性を出したいなどの場合はダイヤモンド以外の宝石を選ぶのもよいでしょう。

ダイヤモンド以外で結婚指輪につける宝石としては、ルビーやサファイア、エメラルドなど様々な宝石があります。また、誕生月ごとに誕生石というものも設定されています。自分の誕生石や相手の誕生石、記念日の誕生石などが選ばれます。誕生石は以下です。

宝石
1月 ガーネット
2月 アメジスト
3月 アクアマリン
4月 ダイヤモンド
5月 エメラルド
6月 ムーンストーン
7月 ルビー
8月 ペリドット
9月 サファイア
10月 ピンクトルマリン
11月 ブルートパーズ
12月 タンザナイト

誕生石については以下の記事で詳しく解説しています。

結婚指輪に入れる誕生石とは?種類や誕生石を使ったアレンジ方法を紹介

結婚指輪に宝石をつける際に決めること

結婚指輪に宝石をつけるとなったら、決めることは宝石の種類だけではありません。ここでは、決めなければならないポイントを紹介します。

宝石の数やサイズ

宝石の数や質
結婚指輪の宝石の数や宝石のサイズを決めましょう。

結婚指輪につける宝石の多くは、メレといわれる0.1ct以下の大きさのものです。メレダイヤを少数つけるだけだと、控えめで上品なイメージになります。リングの中央に1粒のみつけるとシンプルな結婚指輪になりますし、3粒並べると飾りすぎないながらも輝きをプラスできます。

また、斜めに5~7粒施すデザインや、リング全周に宝石を施すエタニティと言われるデザインにするとぐっと豪華なイメージになります。

位置

宝石をつける位置も決めましょう。宝石をリングの外側につけるか、もしくは内側につけるかなど、アームのどの位置に宝石をつけるかを決めるのです。

リングの外側にダイヤモンドやルビー、サファイアなどの宝石がついていると華やかになります。ぶつけたりして宝石に傷がつくことが気になる場合は、内側に宝石を埋め込む方法もおすすめです。

内側にあしらう宝石は「裏石」あるいは「シークレットストーン」「インサイドストーン」などと呼ばれます。ほかの人から見えない位置なので、2人にしかわからないという特別感があり、より絆を深めることができます。

石留め

ドイツ留め
結婚指輪に宝石をどうつけるかというのが石留めです。石留めにはいくつかの種類があるため、どの方法で宝石をつけるかを決める必要があります。石留めの主な方法は以下です。

石留めの種類 特徴
彫り留め 地金を彫って爪を作り宝石を留める方法。宝石の周りに彫刻を入れるため、キラキラと輝いて華やかに見える。
ななこ留め 指輪に直接宝石を埋め込み、4点で留める方法。内側にシークレットストーンとして留める場合にも用いられる。
ドイツ留め 地金の奥に伏せこんで宝石を留める方法。装飾が無く、すっきりとした印象になる。
ミル留め 筒状の台に宝石をおさめて縁を倒して留める方法。宝石の周りを丸い粒が連続されているデザイン。
マス留め 四角いマスの輪郭の中に穴をあけて宝石を留める方法。四角いマスの輪郭の中に石が留まるため、石が強調される。

宝石の石留めの仕方で印象は変わってきます。選んだ宝石が映える石留めの方法を選ぶといいでしょう。

結婚指輪に宝石をつける場合の注意点

結婚指輪に宝石をつけるときには注意点があります。

宝石の質に注意

宝石の質に注意するようにしましょう。せっかく宝石をつけても、宝石の質によって結婚指輪の価値が下がってしまう可能性があります。

宝石はそのカットや大きさ、色や形によって品質が変わります。4Cと呼ばれるダイヤモンドのCarat(キャラット)・Cut(カット)・Color(カラー)・Clarity(クラリティ)の4つの要素を評価した基準があります。それぞれの要素のランクが高いものを選びましょう。

さらに、ダイヤモンドを選ぶ際にはGIA(米国宝石学会)とCGL(中央宝石研究所)などによって品質が保証されたことを示す鑑定書がついたものを選ぶのがよいでしょう。

毎日身に着けることがイメージできるデザインにする

結婚指輪は基本的に毎日身に着けるものなので、宝石をつけたデザインを考えるときには日常生活を送ることに不自由がないデザインにするのがおすすめです。

職場に着ていくには派手すぎないか、家事をする際に邪魔になったりぶつけやすかったりしないか、服を引っ掛けやすいようなデザインではないかなどをイメージして選ぶとよいでしょう。

一生身に着けることを考えて、毎日身に着けられる宝石を選ぶのがよいです。

デザインと相性がいい宝石を選ぶ

結婚指輪につける宝石を選ぶ際は、指輪自体のデザインとの相性も考慮して選ぶようにしましょう。

例えば、内石のデザインを選ぶ際には裏石に向かないものがあります。リングの内側は肌に直接触れるため、汗や皮脂に弱かったり、高度が低かったり洗浄に弱かったりする石は、裏石には向いていません。ダイヤモンド、ルビー、サファイアは硬度が高い石で、裏石として扱いやすいと言われています。

このように、デザインに合わせて宝石を選ぶことも大切です。

まとめ

結婚指輪に宝石をつけると、価値が高まり選ぶ際の選択肢も広がります。ただし、華美になり過ぎるようなデザインは避けて、毎日身に着けることを考えて選ぶようにしましょう。

宝石を結婚指輪につけるなら結婚指輪の手作り工房がおすすめです。宝石をつける場所や石留めの仕方など、全て自分で決めていくため妥協のないデザインの指輪に仕上がります。

工房スミス札幌店では、高品質な宝石を豊富に用意しています。目利きのバイヤーが厳選しており0.1ct以上のダイヤモンドはGIAやCGLの鑑定書付きなので安心。

誕生石も日常使いに適した石を厳選し、29種類(同石カラー違い含め)を用意しています。宝石の質は既製品と変わらないので、よりリーズナブルに指輪を作れます。

表面加工の選択肢も豊富なので、理想のデザインを実現できます。職人がマンツーマンでサポートしてくれますし、難しい作業は行ってもらえるのではじめてでも安心です。ぜひお気軽にご相談ください!

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