札幌でお宮参りの準備を始めようと考えている人は、お宮参りの時期や場所、当日の流れなどわからないことが多いかもしれません。

そこでこの記事では、お宮参りの基礎知識と札幌でおすすめの神社・レストランを紹介するとともに、おすすめのイベントについても紹介します。

札幌のお宮参り

お宮参りとは、新たな家族が誕生したことを神様に報告して、子どもの健康を祈る行事のことです。その時期や参加者、服装などを解説します。

時期

お宮参りでは、男の子は生後31日目〜32日目、女の子は生後32日目〜33日目にお祝いするとされています。ただ、今は昔と違って厳密な決まりはありません。

札幌など寒冷地では、冷え込みが強まる時期を避けたり、生後3ヵ月ごろに行う百日祝いと同時にお祝いして負担を軽減する家族も多いです。

日取りに関して、六曜など気にしすぎると親族で集まるのが難しくなるため柔軟に対応するのがよいでしょう。六曜にこだわるのであれば、大安・先勝・友引がおすすめです。

参加者

ひと昔前は、赤ちゃんとパパの祖父母がお宮参りを取り仕切り、さらにパパ方の祖母が赤ちゃんを抱っこして参拝していました。

地域や家系によってはこうしたしきたりが残っているかもしれませんが、今は赤ちゃん、両親、両祖父母を招くなど、参加者に決まりはありません。

お参りする神社

お宮参りする神社は、赤ちゃんが生まれた土地、もしくはこれから育つ自宅から一番近くにある神社で行うと言われています。ただ、今はどこの神社を選んでも問題ないようです。

近年では、多くの参拝客が訪れる有名な神社を選ぶ人も増えています。安産祈願をした神社、ママとパパに所縁のある神社、思い入れのある神社などを選んでも良いでしょう。

大きい神社は、広い駐車場、授乳室、おむつ替えスペースなど、子育てママにうれしい設備が整っているところが多いです。

服装

あかちゃんのお宮参りの衣装に和装を選ぶのであれば一ツ身という祝い着、洋装ならベビードレスが正装です。

和装は内着に白羽二重（しろはぶたえ）を着せて、抱っこしている赤ちゃんを包むように祝い着（掛け着）を羽織ります。

祝い着は母方の祖父母が負担するという慣習がありましたが、近年はなくなりつつあるようです。購入せずにレンタルする家族も増えています。

両親、祖父母は、赤ちゃんより格を下げた着物やフォーマルウェア、スーツを着用します。

札幌のお宮参り当日のイベント

札幌でお宮参りするときには、どのようなことをおこなうのか、おすすめのイベントについて説明します。

神社に参拝してご祈祷

お宮参りでは、正装に着替えて神社に参拝します。衣装レンタルとスタジオ撮影を同時に行う場合は、写真撮影後に参拝する流れになります。

お宮参りの初穂料（玉串料）は、5,000円〜1万円が相場です。初穂料はパパ方の祖父母が負担するとされてきましたが、近年では誰が負担してもよい傾向にあります。

ご祈祷の時間は待ち時間を除き10〜15分程度です。祈祷殿の席順に決まりがなければ、立ち上がりやすい端の席を選びましょう。赤ちゃんがぐずったときにいつでも対応できます。

最後に神札、お守り、お食い初め用の箸とスプーンなどの授与品を受け取ってご祈祷は終了です。

写真撮影

参拝後にスタジオに足を運び、参列者で記念写真を撮影するのもよいでしょう。

最近はフォトグラファーの出張撮影も人気があります。当日のママとパパは、赤ちゃんのお世話や祖父母のエスコートで忙しくなりがちです。

出張撮影ならみんなが和気あいあいと過ごす自然な姿を残せますし、誰かが撮影係にならなくていいのでママとパパの負担を軽減できます。

ベビーリング・ファミリーリングの手作り体験

ベビーリング・ファミリーリングの手作り体験を行うのもおすすめです。

ベビーリングとは、赤ちゃんの小さくて細い指にやっと入るくらいの小さな指輪のこと。ヨーロッパでは、「銀のスプーンをくわえて生まれてきた子は一生食べ物に困らず幸せになれる」と言われており、ベビーリングは魔除けやお守りの意味を持つ銀のスプーンが現代版に進化したものです。

家族みんなでベビーリングを手作りすることで、赤ちゃんが無事生まれてきてくれたことへの感謝の気持ちや、健やかな成長への願いを記念品として残すことができます。

お宮参りは赤ちゃんの誕生を祝うおめでたい日なので、ぜひママとパパも楽しめる手作りリング体験を行ってみてはいかがでしょうか。

食事会

お宮参りの後に食事会を開催するのも一般的です。

場所に決まりはありませんが、神社近くのホテルやレストラン、料亭で祝い膳を頂くことが多いようです。

祝い膳には、災いを避けるお赤飯、長寿を願うエビ、縁起物の鯛の尾頭付きなど、赤ちゃんの健康を祝うメニューが並びます。

札幌でのお宮参りにおすすめの神社

ここからは、札幌でのお宮参りにおすすめの神社を紹介します。

北海道神宮

北海道神宮は、金運、商売、厄除け、子孫繁栄、安産、縁結びなどにご利益があるとされている神社です。敷地内は緑豊かで、四季折々の美しい風景が楽しめます。

祈祷待合室にはおむつ交換台、カーテンで仕切れる授乳室があります。また、お宮参りのご祈祷を申し込むと、神門内の写真室にて1枚無料で撮影できます。台紙700円と送料800円（道内）は有料です。

新琴似神社

新琴似神社は、学業、商売、安産などにご利益がある神社です。桜の名所としても知られており、お花見や初詣シーズンは多くの参拝客でにぎわいます。

西野神社

西野神社は、安産・縁結びにご利益がある神社です。紅葉の名所として有名であり、都会の喧騒から離れてゆったりと家族行事を楽しみたい人におすすめです。

弥彦神社

弥彦神社は、縁結び、学業、商売にご利益がある神社です。札幌の中心にありながら、都心の緑溢れるスポットとして、多くの人に愛されています。

札幌でお宮参りの食事会におすすめのレストラン

お宮参りの食事会におすすめのレストランを紹介します。

予約制個室和食 みやま

みやまは、旬の食材を活かした創作料理が堪能できるホテルレストランです。

完全予約制でプライバシーが守られた個室を利用できるので、家族と特別な時間を過ごせます。親子三世代のお祝いにおすすめです。

ろばた・すし・北のめし あきず

あきずは、新鮮な魚介類や郷土料理を味わえるホテルレストランです。

ゆったり過ごせる掘りごたつの個室、炉端カウンター、寿司カウンターなど多彩な席が用意されています。

お宮参りのベビーリング・ファミリーリング作りなら工房スミス札幌店で

工房スミス札幌店は、ベビーリングやファミリーリングの手作り指輪工房です。

半個室のプライベート空間で指輪を制作できるので、赤ちゃんや小さなお子さんと一緒に周りの目を気にせず、特別な時間を過ごせます。

ベビーリングのプランで制作するのは、1.5mm幅のリングです。素材はプラチナ（Pt950）、18金（K18）、10金（K10）の3種類から選ぶことができ、高品質な指輪を作ることができます。専用の機材で溶接して磨きなどの表面加工を施します。

ファミリーリングのプランでは、シルバーを使って最大6本までリングを制作できます。家族みんなでお揃いのデザインにしても良いですし、それぞれ違うデザインの指輪を作ることもできます。

ベビーリング、ファミリーリングどちらもオプションで宝石をセットしたり、刻印を入れたりできます。人気のオプションは誕生石のセットです。生まれつきの宝石を身につけることで幸せが訪れると言われています。

子どもの誕生を祝うメッセージを入れたり、誕生日や出生体重を刻印しても良いでしょう。卒業や成人のタイミングで子どもにお祝いとして贈れば、きっと喜んでもらえるはずです。

納期は最短で即日ですが、職人に宝石のセットや刻印を依頼する場合は、2～3週間程度が目安です。

まとめ

お宮参りは、子どもの誕生を神様に報告する一生に一度しかない貴重な行事です。授乳やおむつ替えなど、慣れない育児に奮闘する時期だからこそ、ママとパパもリフレッシュを兼ねてこの行事を楽しみたいですよね。

家族で楽しい思い出を共有できるイベントにおすすめなのが、ベビーリング・ファミリーリングの手作り体験です。人生の節目に想いを込めて手作りした指輪をプレゼントすることで、将来子どもはリングを通して両親の愛を感じられるはずです。

工房スミス札幌店・京王プラザホテル札幌店は、高品質なアクセサリー素材で指輪を制作できる手作り指輪の専門店です。

技術力の高い職人が制作をサポートするので、仕上がりはジュエリーショップと遜色ありません。半個室のプライベート空間で周囲の目を気にせず指輪制作が楽しめます。どうぞお気軽にお問い合わせください！