婚約指輪は結婚における象徴的なアイテムですが、贈らないカップルもいます。予算や実用性などの問題から、婚約指輪を贈るかどうか迷っている方もいるかと思います。

本記事では、結婚するにあたって婚約指輪なしでも問題がないか、後悔しないための決め方や婚約指輪の代替案について解説します。

 

婚約指輪を贈るカップルの割合

まずはどれくらいのカップルが婚約指輪を贈っているか見てみましょう。

ゼクシィ結婚トレンド調査2024年によると、何らかの婚約記念品を送ったカップルは71.8%でした。

記念品の品物としては、婚約指輪を贈った人が84.2%でトップとなっており、他にはネックレスやピアス･イヤリング、時計を贈った人もいました。

また、2018年から2024年のデータを見ても、婚約指輪を贈るカップルは概ね7割ほどで推移しています。今も昔も結婚する時に婚約指輪を贈るのが一般的なようです。

参考：結婚トレンド調査2024 報告書（首都圏）

 

婚約指輪なしでも大丈夫？

婚約指輪がなくても、結婚の幸せや価値が損なわれることはありません。婚約指輪はあくまで文化や習慣による結婚の象徴で、実際のパートナーシップを定義するものではないからです。

重要なのは、婚約指輪があるかどうかに関わらず、自分たちの価値観やライフスタイルにあわせた幸福な関係を築けるかどうかです。

ただし、パートナーが婚約指輪に対して特別な思いを抱いている場合は、購入も検討しなくてはなりません。

婚約指輪が必要かどうか、購入しない場合は代替案としてどのような選択肢があるのか、二人が納得する形で決定することで、より良い夫婦関係の基盤を築くことができるでしょう。

 

婚約指輪を購入しない理由

結婚を考えるカップルが婚約指輪を購入しない理由には、次のようなものがあります。

 

経済的な負担を減らすため

婚約指輪を購入しない理由の1つには、経済的な負担を軽減したいという考えがあります。

婚約指輪は一般的なアクセサリーに比べて高価で、購入の際には数十万円、高額なものだと100万円以上という大きな費用が必要です。

二人の新生活が始まってからも何かと入りような時期ですから、経済面を優先し婚約指輪を省くカップルもいます。

 

実用性を重視するため

婚約指輪は特別な場面や記念日などに使われるのが一般的で、日常的に着用する人はそこまで多くありません。

そのため、日常生活に役立つアイテムや経験にお金を使った方が良いと考えるカップルもいます。

例えば、婚約指輪の購入にかかる予算を、住宅購入の頭金や結婚式費用、新生活の準備資金に充てるなど、確実に必要になるものにお金をかけるケースです。

 

他に欲しい物があるため

婚約指輪にこだわらず、婚約記念品として他の物を購入する場合もあります。

例えば、ペアウォッチや趣味のアイテムなど、その時に欲しいものや二人で使えるものを選ぶカップルもいます。

どんなものであっても、二人の喜びにつながるアイテムであれば婚約記念品として相応しいでしょう。二人が一緒に満足度や幸福感を感じられるものであるかが重要です。

 

どんな婚約指輪を贈ればいいかわからないため

婚約指輪をなしにする理由として、どんなものを贈ればパートナーが喜んでくれるかわからないからという意見もあります。普段ジュエリーに触れる機会が少ないと、パートナーの好みや指輪のサイズをリサーチするのが難しく感じるかもしれません。

SNSで「婚約指輪をもらったけど好みじゃない」といった意見が書かれていることもあり、不安になる人もいるでしょう。そんな時には、ジュエリー工房が開催している「婚約指輪の手作り体験」をプレゼントするのがおすすめです。

2人でデザインを決めるところから始まるので、パートナーの好みがわからなくても大丈夫です。相手の望む理想の婚約指輪を二人で作ることができます。

工房Smith札幌店は婚約指輪・結婚指輪などのブライダルリングを二人で協力して手作りできる特別な工房です。腕利きの職人が出来上がりまで完全サポートしますので、初めてジュエリーを購入するカップルでも安心ですよ。

 

大切なのはパートナーの本音

これから始まる結婚生活で大切なのは、お互いの本音を話し合い、尊重し合うことです。婚約指輪を買うかどうかの判断も例外ではありません。

婚約指輪の有無は人生において大きな決断となり得るため、お互いの価値観を無視することは避けるべきです。

無理に片方の意見を押し通すと不満が募り、摩擦が起きる可能性もあります。

例えば、「婚約指輪が欲しい」というパートナーに対して、「使わないから無駄だ」と一方的に否定するのもよくありませんし、「予算があまりない」と言っているパートナーに無理やり高価な婚約指輪を贈らせるのも問題です。

最終的に大切なのは、お互いがその決断に満足できるかどうかです。婚約指輪というテーマは、愛の象徴でありながら、二人の価値観や将来について考える良い機会にもなります。

 

婚約指輪の代わりに購入するもの

婚約指輪を購入しない場合でも、特別感を持たせる方法はたくさんあります。以下で、その一例を紹介します。

 

豪華な結婚指輪

婚約指輪を購入しない代わりに、結婚指輪を豪華にするという方法もあります。結婚指輪は日常的に身につけることが多いアイテムです。

婚約指輪の予算を結婚指輪に充てることで、毎日眺めて愛情を感じられます。婚約指輪がないことで気になる部分をカバーするだけでなく、日常的に使う指輪が満足できるものとなることで、二人の絆がさらに深まるでしょう。

オーダーメイドでオリジナルの結婚指輪を制作すれば、二人の思いが込められた指輪となり、さらに特別なアイテムにできます。

 

新居や家具・家電

婚約指輪を用意する代わりに、結婚生活に向け新居の購入資金にしたり、家具・家電を購入したりするのも一つです。

例えば、新しい生活に必要な家具や家電を二人で選ぶことで、共に暮らす家をより快適な空間にできます。

日常的な家事を助けてくれる便利家電を購入すれば、二人でのんびりする時間も増やせるかもしれませんね。

 

ワンランク上の新婚旅行

婚約指輪を購入する代わりに、新婚旅行をワンランク豪華なものにするという方法もあります。婚約指輪の予算を新婚旅行に充てることで、二人にとって一生忘れられない特別な思い出を作れるでしょう。

一緒に過ごす特別な時間や共有した経験は、婚約指輪のように絆を深める宝物となります。例えば、普段はなかなか行けないヨーロッパのリゾート地を目的地に選ぶのも良いかもしれません。

 

婚約指輪なしを提案する際の注意点

婚約指輪なしを提案する際、最も大切なのは、パートナーの気持ちに配慮することです。

まずは、婚約指輪が欲しいかどうかをさりげなく確認しましょう。

このとき「婚約指輪はいらないよね？」と決めつけた聞き方をすると、本当は欲しいのに遠慮してしまったり、大切にされていないと感じてしまったりする可能性があるため、注意が必要です。

パートナーが欲しいと思っているのに購入が難しい場合は、十分に話し合いましょう。

例えば「婚約指輪を購入する代わりに、結婚生活や新居にその資金を活用したい」「資金がないから今は購入できないけど、結婚10周年になったらお祝いを贈る」など具体的な理由を示しながら、思いやりのある態度で話を進めれば、相手の理解を得やすくなるでしょう。

 

二人が納得できる選択をしよう

結婚において最も重要なのは、二人が同じ未来へのビジョンを持ち、納得のいく決断を下すことです。それには、お互いの価値観や希望を理解し合うための対話が欠かせません。

婚約指輪に関する選択も、二人の間で率直に話し合うべき重要なテーマの一つです。指輪を購入するかどうか、他には何を大切にしたいのか、この話し合い自体がパートナーシップを育むきっかけとなります。

婚約指輪をなしにする場合でも、変わりの婚約記念品をどうするか、浮いたお金はどのように使うかなど、二人でしっかりと話し合って決めたいですね。

 

 

婚約指輪を選ぶのが難しい、婚約指輪をなしにする代わりに結婚指輪を豪華にしたいという場合は、工房Smith札幌店で手作りのブライダルリング作りにチャレンジしてみませんか？

幻想的な演出の中で二人で作る指輪は最高の思い出が詰まった、特別なものとなるでしょう。