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2022.10.24

メレダイヤ

結婚指輪・婚約指輪の知識

結婚指輪に入れるメレダイヤとは?その魅力やデザインの特徴を紹

婚約指輪にダイヤモンドがつきものですが、結婚指輪にもダイヤモンドを入れることがあります。

結婚指輪では「メレダイヤ」という小粒のダイヤモンドが選ばれることが多いです。結婚指輪をお探しの人の中には、メレダイヤという言葉は聞いたことがあるものの、どのようなものか気になっている人もいるのでないでしょうか?

そこで、この記事ではメレダイヤの魅力や結婚指輪のデザイン例、メレダイヤを自由に配置する方法、メレダイヤを入れる際の注意点など紹介します。

メレダイヤとは

メレダイヤとは、フランス語で「Melee=小粒石」という意味を持った、小粒のダイヤモンドのことをいいます。

明確なサイズの基準はありませんが、Wikipediaでは「大きさが0.03カラット以下のダイヤモンド」とされています。メレダイヤのサイズに関しては、専門用語で「50パー」などの呼び方をされることもあり、この場合は、1/50カラットで0.02ct(直径1.7mm)のメレダイヤのことを指します。

メレダイヤは、リング全周に小粒のダイヤモンドを敷きつめる「パヴェ」をはじめ、メインの石のサイドに使用したりと、ブライダルリングにも多く利用されています。

メレダイヤ入り結婚指輪の魅力とは

小粒ながらも手元で美しい輝きを放つメレダイヤ。メレダイヤ入りの結婚指輪には次のような魅力があります。

デザインに幅が出せる

メレダイヤを取り入れることで、結婚指輪のデザインの幅が大きく広がります。

指輪の表面に自由にメレダイヤを配置したり、刻印とともに指輪の内側に留めたり、カラーダイヤモンドで色みを取り入れることなどもできます。

一般的に結婚指輪はシンプルなデザインが好まれますが、メレダイヤであればほどよく結婚指輪にアクセントを加えることができます。

価格を抑えられる

一般的なダイヤモンドよりもサイズが小さい分、価格を抑えられることもメレダイヤの魅力のひとつです。

一般的に婚約指輪の主役となるダイヤモンドには、0.2~0.3カラットが選ばれることが多いです。メレダイヤの場合、約1/10程度の大きさになるので、一粒数千円から入れることができます。指輪に少しだけアクセントが欲しい場合などにも、気軽に取り入れることができるでしょう。

華やかな印象になる

メレダイヤの魅力と言えば、何といってもその華やかさです。キラッと瞬く小粒のダイヤモンドを施すことで、シンプルながらも華のある仕上がりになります。

ソリティアといわれる一粒ダイヤのような大きさはありませんが、結婚指輪に細かなきらめきをプラスできます。

また、メレダイヤがあることで、リングの地金についた傷が目立ちにくくなるメリットもあります。

婚約指輪との重ね付け

婚約指輪との重ね付けを楽しみたい人にも、メレダイヤ入りの結婚指輪はおすすめです。

結婚指輪にメレダイヤをあしらうことで、重ねづけした婚約指輪のダイヤモンドの輝きと合わさり、より美しさを強調することができます。結婚指輪と婚約指輪をメレダイヤで繋げるようなデザインにすれば、まるで一つのデザインかのようなリングに仕上げることも可能です。

このように婚約指輪との重ね付けを考えてデザインすれば、様々なシーンでコーディネートが楽しめます。

メレダイヤ入りの結婚指輪のデザインの種類

形や大きさが様々なメレダイヤは、デザインのバリエーションも豊富です。ここでは、メレダイヤ入りの結婚指輪の代表的なデザインを紹介します。

サイドストーン メインとなるダイヤモンドの脇にメレダイヤをあしらったデザイン。婚約指輪の定番デザインでもあり、メインのダイヤモンドにボリュームが出て華やかさが増します。
パヴェ 指輪のアームにメレダイヤを贅沢に敷きつめたデザイン。360度どこから見てもダイヤモンドが美しく輝き、華やかで気品ある印象に。メインストーンあり、なしの2種類があります。
エタニティ リング全周に石をあしらうエタニティと、半周のみにあしらうハーフエタニティがあります。同じ大きさのメレダイヤを途切れなく配置することから「永遠」という意味を持つ、ブライダルリングの定番デザインです。
スリーストーン 過去・現在・未来を表す、3つのメレダイヤを指輪の中央に配置するデザイン。愛する人に贈ることで「あなたの過去も現在も未来も愛しています」という想いが込められます。

メレダイヤ入りの結婚指輪のデザイン例

ここではメレダイヤ入りの結婚指輪のデザイン例を、手作り指輪工房の工房スミスの事例をもとに紹介します。メレダイヤを取り入れれば、こんなオシャレな結婚指輪を作ることができます。

V字リング x メレダイヤ

V字リング x メレダイヤ
クールな印象のV字リングにメレダイヤを入れれば、甘すぎない大人可愛い仕上がりに。アシンメトリーなデザインが指先を美しく見せてくれます。

フェミニンなウェーブリング

フェミニンなウェーブリング
柔らかな印象を持つウェーブリングは、メレダイヤ入りの結婚指輪の定番デザインでもあります。ウェーブのデザインによって、様々な表情を演出できるのが魅力です。

上品に仕上がるミルグレイン

上品に仕上がるミルグレイン
「ダイヤは入れたいけど、派手過ぎるのはちょっと…」という方には、ミルグレインはいかがでしょう?さりげなく埋め込まれたメレダイヤが指輪になじみ、上品な印象に仕上がります。

キラッと輝く手彫りリング

キラッと輝く手彫りリング
和彫やハワイアンリングなど、柄入りの結婚指輪のアクセントにメレダイヤをあしらうのも素敵です。モチーフに合わせて、カラーダイヤを取り入れるのもよいでしょう。

結婚指輪にメレダイヤを入れる際の注意点

メレダイヤには様々な魅力がありますが、入れる際には注意点もあります。結婚指輪にメレダイヤを入れる際は以下をチェックしましょう。

品質

小さなメレダイヤであっても、品質は重視したいポイントです。

品質の悪いメレダイヤは黄色っぽくくすんでいたり、白く濁っていることなども…。せっかくデザインにこだわったとしても、メレダイヤの品質が悪いと、結婚指輪の美しさが下がってしまいます。

一般的なダイヤモンドとは違い、メレダイヤはサイズが小さいため鑑定書がありません。メレダイヤを入れる際は、メレダイヤを直接見て選べるお店や1カラット以上のダイヤモンドに鑑定書をつけているお店などを選ぶとよいでしょう。

留め方

結婚指輪にメレダイヤを入れる際は、石の留め方にも着目してみましょう。

結婚指輪は日常的に身につけるため、石の留め方によっては石が取れやすくなる可能性があります。

取れにくくするには、彫り留めやチョコ留めなどの地金に埋め込むような留め方がおすすめです。以下のようなものがあるので、ライフスタイルとも照らし合わせて、指輪のデザインを決めるとよいでしょう。

彫り留め(連続)

彫り留め(連続)
結婚指輪にさりげなくダイヤモンドを取り入れたい人におすすめの留め方。地金に埋め込むように石を留めるので、洋服などに引っかかりにくく、一体感のある上品なデザインに仕上がります。

ななこ留め

ななこ留め
地金に下穴を開けてメレダイヤを留める方法。宝石の飛び出しがないので、日常使いする結婚指輪や、指輪の内側に入れるシークレットストーンなどにも多く採用されています。

ドイツ留め

ドイツ留め
すっきりとした印象に仕上げたい場合は、メレダイヤが主役となるドイツ留めもよいでしょう。地金の奥に深く埋め込むことで、メレダイヤの輝きを引き立てつつ、石外れのリスクを軽減できます。

ミルウチ留め

ミルウチ留め
ダイヤ入りの指輪を日常使いしたい場合に選ばれているのが、ミルウチ留めです。貴金属の小さな粒で宝石を取り囲むことで、引っかかりが少なく、可憐な印象に仕上がります。

チョコ留め

チョコ留め
宝石の周りを金属で囲むチョコ留めは、ダイヤ入りながらもカジュアルな印象に仕上がるのが魅力。宝石の飛び出しがないので、日常使いする上でも安心です。

工房スミス札幌店では、豊富なメレダイヤを取り揃えており石の留め方も7種類から選ぶことが可能です。

アフター保証

結婚指輪の購入時にチェックしたいのがアフター保証です。

とくにメレダイヤ入りの結婚指輪は、長く身につけていると石が取れてしまうトラブルなども起こり得ます。

万が一、メレダイヤが取れてしまった際に、購入した店舗でつけ直してもらえたり、指輪の修理をしてもらえたりすると安心です。購入した店舗が指輪のメンテナンスに対応しているか、事前に確認しておきましょう。

メレダイヤ入りの結婚指輪を作るなら手作りも

メレダイヤ入りの結婚指輪をお探しの方の中には、デザインにこだわりたいという人もいるのではないでしょうか?そんな方におすすめしたいのが、手作りの結婚指輪です。

手作り結婚指輪の工房の多くが、メレダイヤや種類豊富なカラーダイヤモンドを取り揃えています。手作りであれば、工房で直接メレダイヤを見ながらどこに配置するか、デザインを自由に決められます。理想のデザインの結婚指輪を作ることができるでしょう。

一生の思い出にもなりますしおすすめです。

まとめ

結婚指輪にメレダイヤを施すことで、華やかな印象になりますし、オリジナリティ溢れる結婚指輪に仕上がるでしょう。メレダイヤ入りの指輪は様々なデザインができるので、ショップで相談してみるのがおすすめです。

工房スミス札幌店では、こだわりぬいて仕入れたメレダイヤを豊富に用意しています。天然のメレダイヤの他には、ブルー、イエロー、ブラウン、ブラックなどのカラーダイヤや、ハートやドロップ型の取り寄せも可能です。

宝石選び

指輪自体のデザインも、シンプルな平打ちリングをはじめ、ウェーブ、マット、スターダスト、ハワイアンリングなども作ることができます。工房では実際にメレダイヤを見ながら、プロの職人にデザインの相談ができます。

手作り指輪

作業は職人がマンツーマンでサポートしてくれるところが多いです。石留めなど難しい作業は職人が行ってくれるので安心です。アフターサポートも万全で、新品仕上げなどにも無料で対応しています。ぜひお問い合わせください。

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