2020.09.30
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結婚指輪・婚約指輪の知識
オリジナルの婚約指輪はどうやって作る？人気の理由や注意点も解説
「婚約指輪はデザインにこだわりたい」「他の人と被らない婚約指輪にしたい」という人は、オリジナルの婚約指輪を作ってみるとよいでしょう。
既製品ではなくオリジナルの婚約指輪を選ぶことで、世界にひとつの理想の指輪を手に入れることができます。
しかし、どのような方法でオリジナルの指輪を作るかわからない人や、どのようなデザインにするべきか悩んでいる人もいるのではないでしょうか？
今回の記事では、オリジナルの婚約指輪の作り方を紹介するとともに、その人気度や婚約指輪で個性を出すための4つのポイント、婚約指輪を作るときの注意点を紹介します。
この記事を読むことでどのような婚約指輪を作るべきかイメージできるようになるので、オリジナルの指輪に興味がある人はぜひ参考にしてください。
目次
オリジナルの婚約指輪はどれくらい人気なのでしょうか？
ゼクシィが2021年に実施した調査によると、フルオーダーやセミオーダー、手作りの指輪を選んでいる人は37.4%います。
多くの人は既製品を購入していますが、オリジナルの婚約指輪を選ぶ人が一定数存在することがわかります。フルオーダーやセミオーダーでデザインにこだわった指輪や、世界にひとつだけの手作り指輪はやはり需要があるようです。
オリジナル感のある婚約指輪を作るには、どのようなポイントにこだわることができるのでしょうか？そのポイントを紹介します。
ベースとなる素材選びを工夫することで、オリジナリティ溢れる婚約指輪を作ることができます。
婚約指輪の素材として人気があるのはプラチナです。ゼクシィの調査では、婚約指輪の素材にプラチナを選んだ人は85％いるようです。
素材でオリジナル感を出したい人は、定番であるプラチナ以外の素材を選ぶとよいでしょう。ホワイトゴールドやピンクゴールド、シルバーゴールド、ジルコニウム、チタン、プラチナとゴールドのコンビネーションなど、プラチナ以外にもさまざまな素材があります。
素材によって見た目の雰囲気が変わってくるので、肌色との相性やふだんのファッションなどを考えて選ぶのがよいでしょう。
婚約指輪の仕上げのデザインをどうするか考えましょう。指輪の表面に仕上げの加工を施すことで、オリジナル感のある指輪を作ることができます。
例えば、表面を磨いて輝かせる鏡面加工や、あえてつやを消すマット加工、自然をモチーフにした模様を施すハワイアン彫り、小さな玉模様を施すミル打ちなど、さまざまな加工方法があります。
複数のアレンジを組み合わせることもできるので、特別感のある婚約指輪を作ることができます。どんな雰囲気の指輪にしたいかを考えて仕上げを選ぶとよいでしょう。
アーム（指を通す部分）の形状も指輪の印象を大きく左右するポイントです。アームの太さや描くラインを変えることで、オリジナルのデザインにできます。
アームの形状には、シンプルなストレートやウェーブを描いたV字、隙間がある割腕、途中でひねりを加えるひねりなど、さまざまな種類があります。
他にも、断面が長方形になる平打ちや、かまぼこ型になる甲丸、三角形になる剣腕など、断面のデザインによっても印象が変わってきます。
アームは見た目だけでなく、付け心地にも影響をおよぼすので注意しましょう。
刻印もオリジナル感を出すポイントのひとつです。刻印とは指輪の内側に入れるメッセージやモチーフを意味します。
例えば、名前やイニシャル、2人が出会った記念日、結婚記念日などを刻印することで特別感を演出することができます。
星やハートなどのモチーフ、イラストを刻印したり、フランス語やイタリア語などの外国語でメッセージを入れたりすることも可能です。中には、2つの指輪を合わせて一つの記号やイラスト、文章が完成するようにデザインする人もいます。
宝石にこだわることでも、オリジナルの婚約指輪にすることができます。
宝石にはさまざまな種類があるので、カラーや形状、石言葉などを踏まえた上で好みのものを選びましょう。
婚約指輪につける宝石を誕生石にする人も存在します。誕生石は月ごとに異なる意味をもつ宝石なので、より特別感を感じやすいのです。
シンプルなデザインがよいという人の中には、指輪の内側に宝石を入れるインサイドストーンを選ぶ人もいます。こういった方法でもオリジナルの指輪にすることができます。
誕生石に関しては、以下の記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。
ここでは、お店でオリジナルの婚約指輪を作る方法を紹介します。
フルオーダーは、デザインをイチから考えて職人に仕上げてもらう方法です。プロのデザイナーや職人に相談しながら指輪のイメージを固めていきます。
フルオーダーはで自分の好きなデザインを形にできますし、完全オリジナルの婚約指輪を作ることができます。
しかし、既製品を購入するよりも時間がかかり、通常3ヶ月程度は期間を要するといわれています。さらに、デザイナーと指輪をデザインしていく工程があるので、価格が高くなりやすいです。
セミオーダーとは、ベースのデザインにアレンジを加えていく方法です。完全オリジナルの指輪を作るフルオーダーに対し、セミオーダーは部分的にデザインをカスタムします。
既製品よりはデザインにこだわれますし、自分でイチからデザインする自信がない人でも安心です。フルオーダーよりもスピーディーに仕上げられますし、予算に合わせてアレンジすることもできます。
ただ、こだわれるデザインには制限があるので完全にオリジナルの指輪を作れるわけではありません。また、セミオーダーの場合でも納期まで1ヶ月〜2ヶ月程度の期間が必要になります。
オーダーメイドのほか、自分たちで婚約指輪を手作りする方法もあります。
アトリエや工房などで職人のサポートを受けながら自分たちで作っていきます。自分で手作りするので理想の指輪を実現できますし、世界にひとつだけの指輪を手に入れることが可能です。
アームの太さから仕上げ加工、石留めにいたるまで、幅広い選択肢から選べるので完全オリジナルの指輪を作ることができるでしょう。
素材や宝石なども自分で選択できるので、デザインの幅は広いです。品質も高く、ジュエリーショップなどと同じ品質のものを使用して指輪を作れます。
また、自分で作ることで婚約指輪に対する愛着が湧きやすくなります。2人で手作りしている様子を映像に残しておくことで思い出になります。
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オリジナルの婚約指輪を作る際の注意点を把握しておきましょう。
オリジナルの婚約指輪を作る前に、指輪の利用シーンを考えておくとよいでしょう。
普段使いしたいのか、特別なときに身につけたいかなど、使い方によって指輪のデザインが変わってきます。
例えば、宝石を目立たせる華やかなデザインの婚約指輪にした場合、カジュアルな服装とあわせづらくなるかもしれませんし、年齢を経たときに使いづらいかもしれません。
どのようなシーンで利用するのか、長く利用するのかなどを考えておくのがよいでしょう。
オーダーメイドや手作りでオリジナルの婚約指輪を作る場合、デザインをあらかじめイメージしておくとスムーズです。
どのようなデザインにしたいか、どのようなアレンジを加えたいかなどを確認しておきましょう。店舗やアトリエのホームページなどにデザイン例が紹介されていることがあるので、参考にするとよいでしょう。
もちろん、イメージが湧かない場合は店舗や工房でプロのデザイナーや職人に相談することも可能です。しかし、そのような場合でも自分が1番こだわりたいポイントは明確にしておいて、スタッフに伝えられるようにしておきましょう。
どのような素材や宝石を選べるかも調べておくとよいでしょう。
アトリエや店舗によって取り扱っている種類が異なります。好みの素材や宝石がなくて後悔したというケースも見受けられるので、失敗しないためにも事前調査が重要です。
さらに、素材や宝石の質もあわせてチェックしておくことをおすすめします。質の悪いものを選んでしまうと、アームに傷が付きやすかったり、宝石の価値が低かったりする可能性があります。
例えば、ダイヤモンドにGIAやCGLの鑑定書がついているかなど、どのようなクオリティの素材や宝石を扱っているか確認しておきましょう。
ダイヤモンドの選び方は以下の記事で解説しています。
オリジナルの婚約指輪を作りたいという方は、どれくらいのコストが必要になるかも確認しておくことが大切です。
ゼクシィの調査によると、セミオーダーの平均価格は37.7万円、既製品の平均価格が40.6万円であるのに対し、フルオーダーの平均価格は46.4万円ということがわかっています。
手作りの場合は15万円程度が相場になります。コストを抑えたい人は手作りなどフルオーダー以外の方法を選ぶとよいでしょう。
手作りの婚約指輪はコストを大幅に抑えながら、オリジナルのデザインの指輪を作ることができます。
オリジナルの婚約指輪にすることで、世界にひとつの理想の指輪を作ることができます。
工房スミス札幌店は結婚指輪や婚約指輪、ペアリングなどを手作りできる手作り指輪工房です。プロの職人がマンツーマンでサポートするので、初心者の方でも安心して指輪作りができます。
素材はPt950のプラチナやK18のゴールドなどの品質の高いものを用意しているほか、ダイヤモンドはGIAやCGLの鑑定書がついているものを用意しています。アフターサポートも充実しており、新品仕上げはずっと無料でサイズ直しも2年間の保証付きです。
資料請求で手作りの様子や制作できる指輪を確認できるので、まずはお問合せしてみてください。
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