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結婚指輪・婚約指輪の知識
結婚指輪のミル打ちとは?その魅力、デザイン例を解説
結婚指輪には、鏡面仕上げやスターダスト、ハンマー、ミル打ちなど様々な表面加工の技術があります。結婚指輪を選んでいる人のなかには、ミル打ち加工を行いたいという人もいるかもしれません。ミル打ちの結婚指輪にはどんな魅力があり、どんなデザインが可能なのでしょうか。
この記事では、結婚指輪のミル打ちについて解説するとともに、その魅力やデザイン例、購入時の注意点について紹介します。
目次
結婚指輪のミル打ちとはどのようなものなのでしょうか。
ミル打ちとは、タガネという道具で指輪の表面に小さい粒を均等に打ち付けていく彫金加工方法のことです。「ミルグレイン」とも呼ばれており、職人がひとつひとつ丁寧に手作業で均一に彫ったり、専用工具や機械で模様をつけたりすることでミル打ちが刻まれます。
ミル打ちの「ミル」という言葉は「千の粒」という意味を持ち、その他にも「永遠」「長寿」「幸せが続く」「子孫繁栄」など縁起のよい意味があります。そのため、ずっと身につける結婚指輪にふさわしいデザインといえるでしょう。
ミルの大きさは小さいものから大きいものまで自由に選択でき、指輪の中央や両端に打つデザインなどがあります。ミル打ちの結婚指輪は、繊細かつ立体的で華やかな印象となるのが特徴です。近年では男性から選ばれることも多く、男女どちらにもおすすめできる装飾となっています。
では、ミル打ちの結婚指輪にはどのような魅力があるのでしょうか。
ミル打ちの結婚指輪を身につけることで、上品かつ華やかな印象になります。
ミル打ちでは、ひとつひとつの粒が光を反射することでダイヤモンドのような輝きを放つので、華やかな見た目となるのです。
華やかでありながらも、シンプルかつ引き締まった雰囲気にもなるので、男性でも違和感なく身につけられます。また、年齢を重ねても身につけやすいデザインなので、長く使える結婚指輪が欲しいという人などにもおすすめです。
ミル打ちの結婚指輪は、傷が目立ちにくいのもメリットです。
ミル打ちを施すことで指輪の表面に凹凸が生まれるので、鏡面仕上げなどの表面がフラットな結婚指輪よりも傷が目立ちにくくなります。また、ひとつひとつの小さな粒が光を反射するので、細かい傷はほとんど目立たないでしょう。
結婚指輪は、長く身につけていると知らないうちに傷がつき、お店での修理が必要となることがあります。しかし、ミル打ちの結婚指輪なら多少の傷は目立たないので、修理を依頼する手間が少なくなるでしょう。
ミル打ちは、費用を抑えて装飾ができるというメリットもあります。
ミル打ちは、それぞれの粒がダイヤモンドのような輝きを放つという特徴があるので、ダイヤモンドや宝石などをつけなくても装飾ができます。
結婚指輪にダイヤモンドや誕生石などを入れる場合、宝石の費用がかかりますし、石留めをするコストもかかります。しかし、ミル打ちなら装飾するための費用はかかりますが、宝石を入れるほど高価にはなりません。そのため、費用を抑えておしゃれな結婚指輪にしたいという人におすすめです。
ミル打ちを施した結婚指輪は、どのようなデザインになるのでしょうか。ここでは、工房スミス札幌で作れるミル打ちの結婚指輪のデザイン例を紹介します。
指輪のセンターにミル打ちを施した、プラチナの結婚指輪です。それぞれの指輪には、華やかなミル打ちだけでなくアクセントとしてカラーダイヤモンドがあしらわれており、上品な仕上がりとなっています。
左の指輪は、内甲丸のアームにミル打ちを施すことでシャープな印象となっており、男性でも身につけやすいデザインです。
赤く輝くガーネットが印象的な、ミル打ちのデザイン結婚指輪です。左の指輪には上下にミル打ちが入っており、右の指輪にはセンターに1本ミル打ちが刻まれています。
ガーネットは「ナナコ留め」という方法で埋め込まれています。ナナコ留めとは、宝石を入れる位置に下穴を開け、タガネという先の細い工具を使って4点で宝石を留める方法です。
ゴールドの素材にミル打ちとナナコ留めを施すことで、ゴージャスかつ個性的な結婚指輪に仕上がっています。
結婚指輪の上下両サイドにミル打ちを施したゴールドのデザインです。2本のミル打ちに加えてダイヤモンドも入っており、繊細かつ上品な指輪に仕上がっています。
左の指輪は、宝石をつけずにセンターに1本ミル打ちを入れることで、スマートな仕上がりとなっています。
上下両サイドのミル打ちに、複数のダイヤモンドをあしらった結婚指輪です。
結婚指輪には、ひとつだけでなく複数のダイヤモンドやカラーダイヤモンド、誕生石などを埋め込むことができます。個性的なデザインにしたいという人は、こういったデザインもおすすめです。
ミル打ちの結婚指輪を購入する際には、いくつか注意すべきことがあります。後悔しないためにも、以下の4つのポイントに注意しましょう。
ミル打ちの結婚指輪を購入する際は、ミルがきれいに打ち込まれているかをチェックしましょう。
ミル打ちは職人の手や機械によって打刻されるため、お店によってミルの質・状態が異なる場合があります。ミルが等間隔で並んでいるか、上下にずれていないかなどを確認するのがよいです。
また、ショップで購入するのではなく工房などで手作りする場合は、きれいなミルを入れられるかどうかをチェックしましょう。専用の型を使用してミル打ちをする場合などは、ミルがつぶれてしまうことがあります。熟練の職人が手作業で入れてくれるお店を選ぶのがよいでしょう。
ミル打ちの結婚指輪は、購入後のサイズ直しが難しいことがあります。
ミル打ちの結婚指輪には、アームの周りに小さな粒が均等に打ち込まれており、サイズ直しをすることでズレが生じてしまうことがあります。そのため、結婚指輪のデザインや購入したお店によってはサイズ直しが難しい場合があります。
ミル打ちの結婚指輪を購入する際は、サイズ直しができるかをお店に確認しておきましょう。サイズ直しが可能な場合でも、お店によっては仕上がりに差が出ることがあるので、高い技術を持った職人がいるかなども確認しておくのがよいです。
ミル打ちの結婚指輪は、綺麗な輝きを保つためのメンテナンスが必要となります。ミル打ちの結婚指輪には凹凸があり、そのすきまに汚れが溜まりやすいです。
ずっと身につけることで、手指の皮脂や汗、ホコリ、ヘアワックス、ハンドクリームなどによる汚れが付着していくため、定期的にメンテナンスを行いましょう。
軽い汚れであれば、柔らかい布でふき取ることで綺麗になりますが、溝に溜まった汚れなどは落ちにくいため、お店でクリーニングなどを依頼するのがおすすめです。
ミル打ちの結婚指輪を身につける際は、表面に強い衝撃を与えないよう注意しましょう。
ミル打ちの小さな突起は、強い衝撃を何度も加えると潰れてしまう可能性があります。身につけている時は指輪に負担のかかる作業は行わない、スポーツや力仕事をする際は外すなどをして、突起を潰さないようにしましょう。
指輪の破損などが心配な場合は、耐久性に優れた素材を選ぶのもよいです。耐久性が高い素材としては、プラチナやイエローゴールド、ピンクゴールド、チタン、ジルコニウムなどがあります。
ミル打ちの結婚指輪を手に入れたい場合は、自分たちで手作りするのがおすすめです。
結婚指輪の手作りでは好きなように自分の好みのミル打ちを施せるだけでなく、指輪の素材や宝石、石留めのデザイン、仕上げ方法、刻印などを自由に選べます。デザインは自分たちでイチから考えることができますし、工房の指輪職人に相談することも可能なので、理想のデザインの結婚指輪が手に入るでしょう。
また、手作り結婚指輪には品質のよい素材やダイヤモンド、誕生石などを使用できます。高品質ながらもオーダーメイドと比べるとリーズナブルとなる傾向にあるため、費用を抑えたいという人にもおすすめです。
さらに、結婚指輪を手作りする工房ではアフターフォローも充実しています。クリーニングや傷の修理、新品仕上げなどのサービスが受けられるので、汚れや傷などが生じた場合でも指輪を綺麗に保つことができます。
夫婦2人で結婚指輪を手作りするという思い出もできるので、より特別な結婚指輪が欲しいという場合は手作りも検討してみましょう。
ミル打ちの結婚指輪は、ひとつひとつの小さい粒がダイヤモンドのように輝くので上品で華やかな印象となります。宝石を入れるよりも費用を抑えて装飾ができるため、おしゃれな結婚指輪が欲しい人やできるだけ費用をかけたくない人などにおすすめです。
工房スミス札幌では、世界にひとつだけの結婚指輪を手作りできます。指輪の両端や中央、片側のみなど自由にミル打ちを入れることができるので、理想のミル打ちのデザインを実現できます。ミル打ちとハワイアン彫りを施すことも可能なので、よりゴージャスな結婚指輪が欲しいという人にもおすすめです。
また、指輪の修理・リフォーム専門店を併設しており、クリーニングや新品仕上げなどのアフターフォローも行っているので、大切な結婚指輪をずっと綺麗にお使いいただけます。結婚指輪の手作りに興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。
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