手作り結婚指輪・婚約指輪・ペアリング Smith札幌本店

2023.8.4

結婚指輪の内側

結婚指輪・婚約指輪の知識

結婚指輪の内側の刻印はどうする?デザイン・アレンジ例を紹介

結婚指輪を購入する場合、指輪の内側のデザインに迷うカップルがいるかもしれません。指輪の内側にはどのようなデザインができるのでしょうか。

結婚指輪はこれから一生身に着ける指輪ですので、お気に入りのデザインを追求したいものです。

この記事では、結婚指輪の内側にはどのようなデザインができるのか、費用はどのくらいかかるのか、デザインを施す際のポイントや注意点を紹介します。

結婚指輪の内側をデザインした人はどれくらい?

結婚指輪は内側にもデザインを入れることが可能です。では実際に、結婚指輪の内側にデザインを入れた人はどのくらいいるのでしょうか。

ゼクシィのアンケートによると、68.4%のカップルが「結婚指輪の内側に刻印を入れた」と答えています。

結婚指輪の内側に刻印を入れると、お互いの絆が深まることもあり、かなり多くの人が内側に刻印を入れていることがわかります。また、結婚指輪の内側には宝石を入れて装飾することもできます。

ただ、内側にデザインを入れることは必須ではありません。なかには、「結婚指輪は外すことがないので入れない」「細いリングにしたため入れづらい」などの理由でデザインを入れない人もいます。

結婚指輪の内側のデザインパターン3選

結婚指輪の内側にはどのようなデザインを入れられるのでしょうか。ここでは、いくつかのデザインパターンを紹介します。

宝石

結婚指輪の内側のデザインとして、ダイヤモンドや誕生石などの宝石を入れることができます。このように内側に入れる石は、内石や裏石あるいはインサイドストーンやシークレットストーンなどとも言われます。

宝石には特別な意味があることから、内側に宝石を入れるデザインは結婚指輪でよく用いられます。結婚指輪の定番と言われるダイヤモンドを入れたもの、自分の誕生石を入れたものやお互いの誕生石を入れたもの、2人の記念日の誕生石を入れたものなどがあります。

指輪に宝石を留める石留めにも、金属に埋め込む「ドイツ留め」や4つの爪で留める「4本爪」などいくつか種類がありますが、内側の石留めとしては4点で留める「ななこ留め」が多い傾向です。

刻印

結婚指輪の内側には、手彫りやレーザー刻印でメッセージや柄を入れることも可能です。

刻印できるデザインは、イニシャルや日付、メッセージ、イラストなどがあります。デザインのアイデアとしては以下のようなパターンがあります。

  • 名前やイニシャル
  • オリジナルのメッセージ
  • お気に入りの言葉
  • 歌詞や映画のセリフ
  • 外国語のメッセージ
  • 誕生日や結婚記念日などの日付
  • イラストなどのモチーフ

外からは見えない内側だからこそ、2人だけがわかるメッセージを刻印するなど意味にこだわるのもいいでしょう。

コンビカラー

外側と内側で素材や色を変えるコンビカラーのデザインもあります。

例えば、外側をプラチナにして内側をゴールドにすれば表と裏で表情を変えることができます。ほかにも、チタンやシルバーなど、それぞれに色味が異なるものを組み合わせることで、外した時に異なる色味を味わうことができます。

通常の結婚指輪のように一色だと大人しすぎる、アクセントが欲しい、などの希望がある場合にぴったりのデザインです。

また、ゴールドにはイエローゴールドやピンクゴールドなど様々な色があるので、こういった色を組み合わせることで幅広い表情を作ることができます。

結婚指輪の内側のデザイン例4選

では、実際に結婚指輪の内側に入れた場合、どのようなイメージになるのでしょうか。ここでは、内側にデザインを入れた指輪の例をいくつか紹介します。

記念日を入れたデザイン

結婚指輪の内側
2人だけの記念日を入れたシンプルな刻印が施されたデザインです。

ウェーブが加わった立体的なアームにも刻印を入れることは可能です。個性的なウェーブのデザインとシンプルな内側の刻印のバランスが良い結婚指輪になっています。

イニシャル・宝石・モチーフのデザイン

結婚指輪の内側
イニシャル、宝石とともに肉球のマークが愛らしい結婚指輪です。

肉球のレーザー刻印が加わることで、とても微笑ましいデザインになっています。ペットのいるカップルなら真似したくなるデザインですね。プラチナの鏡面仕上げのデザインも結婚指輪として定番で、刻印がよく映えています。

記念日・イニシャル・宝石を入れたデザイン

結婚指輪の内側
誕生石のカラーが印象的な結婚指輪で、リングの素材の色が宝石を引き立てています。

記念日とイニシャルは筆記体で施されており上品な仕上がりになっています。指輪を外した時にだけふっと目に留まる、自分たちらしさを表現された美しいデザインです。

外側はアンティーク感のある個性的なデザインで、内側が上品で落ち着きのあるデザインで、デザインのコントラストが楽しめる結婚指輪です。

モチーフを入れたデザイン

モチーフを入れたデザイン
結婚指輪を2つ重ねるとひとつのスターが形作られるおしゃれなデザインです。自分たちで描いた手書きのモチーフをレーザー刻印で刻むことで、温もりと愛着のある結婚指輪になります。

2つ重ねてひとつのモチーフを形作るデザインは、指輪の号数が近いほど横幅のあるモチーフが可能です。

指輪の形状には主に甲丸と平打ちがありますが、平打ちタイプなのでモチーフが活きています。

結婚指輪の内側をデザインするのにかかる料金・日数

結婚指輪の内側をデザインするのにかかる料金は、刻印の文字数や宝石の有無などによって異なります。

例えば、刻印は10文字あたり3,000円〜5,000円程度が相場です。ただし、ショップや工房によっては指輪を購入するお客さまに対して、無料刻印サービスを提供している場合もあります(規定あり)。

一方、宝石(シークレットストーン)は種類によって差があるものの、5,000円〜10,000円程度が相場とされています。

また、内側をデザインするにはある程度の日数が必要です。シンプルなデザインであれば即日お渡しが可能なケースもありますが、プロが仕上げをする場合は3週間~1ヶ月程度の日数がかかります。

結婚指輪の内側をデザインするときの注意点

結婚指輪の内側には様々なデザインができることがわかりましたが、いくつか注意点もあります。ここでは、結婚指輪の内側のデザインを決める際に知っておくと良いポイントを紹介します。

刻印の文字数

結婚指輪の内側に刻印できる文字数には制限があります。刻印できる文字数はサイズによって異なりますが、長くて20文字程度と言われています。

イニシャルと宝石など幅を取らないデザインであれば、文字数制限を意識する必要はありませんが、オリジナルのメッセージや2つのリングを合わせて意味を成すメッセージを作るなど、テキストにこだわりたい場合は、最初に刻印できる文字数を確認しておくと良いでしょう。

また既製品の場合は、ブランドマークが入っていたり、素材の品質やダイヤモンドの大きさが刻印されていたりと、全周に刻印できず刻印できる文字数が少なくなることもあります。

フォントの種類

刻印に使われるテキストのフォントの種類は様々ですが、お店によって選べるフォントは異なります。フォントが変わると全体の印象が変わるのでしっかりと選びましょう。

例えばゴシック体ははっきりと読みやすくカジュアルな印象で、丸みのあるゴシック系を選ぶと柔らかさが加わります。筆記体風にすると上品な印象になります。そのほか、手書き風フォントであれば温かみが感じられるでしょう。

刻印できるフォントの種類はあらかじめ指輪を購入する店舗に確認しておくと安心です。

内側にデザインを入れられないリングもある

結婚指輪のなかには、内側にデザインを入れられないものがあります。

リング幅が細すぎたり円周が小さかったりするリングは、刻印するのに十分なスペースが確保できないためデザインが入れられないのです。また、ダイヤモンドを輝かせるために光を取り入れる光穴があるリングも刻印ができません。

内側のデザインにこだわりたい場合は、事前にデザインが入れられるタイプかどうかを確認するようにしましょう。

リサイズすることを考慮する

内側にデザインを入れる際は、将来的にリサイズする可能性も考慮しましょう。

将来サイズを直す際には、文字やモチーフのデザインが崩れてしまう可能性があります。その場合は、一度文字を消してサイズを調整したあと再度刻印を入れ直すなど、手間とお金がかかってしまいます。最初のオリジナルのデザインとは雰囲気が異なってしまうことも考えられます。

文字数や石入れは、将来リサイズする可能性を考慮してデザインするのがおすすめです。

あとからでも追加できる

結婚指輪の内側のデザインは、あとからでも追加や削除することができます。

もちろん、すでに刻印があるなどでスペースに余裕がないと追加できないですが、ほとんどの場合入れられます。

どうしてもデザインが決まらない場合は、焦って入れるのは避けましょう。あとで後悔するよりは、制作後にゆっくりデザインを入れるのもよいはずです。

結婚指輪の内側に刻印を入れると後悔する?

結論を述べると、結婚指輪の内側に刻印を入れて後悔している人は少ないです。個性的なデザインにできる・シンプルだけどおしゃれな結婚指輪を実現できた、と満足している人が多くいます。

とはいえ、一部「サイズ直しで刻印が薄くなった」「刻印がなくてもよかった」といった評価をしている人もいるようです。

しかし、刻印は後入れができますし、必要ないと感じた際には消すこともできます。後悔する人は少ないので、気になる人は内側デザインを楽しむのがおすすめです。

刻印を自分で入れる方法もある

手作り風景
結婚指輪の内側に入れられるデザインには様々なパターンがありますが、自分たちで刻印を施す方法もあります。それができるのが手作りの指輪工房です。

手作り指輪工房では、職人のサポートの元、自分で刻印を入れることができます。また、宝石なども職人に入れてもらうことができます。

刻印だけでなく金属の種類、リング幅、加工の仕方など、デザインをイチから選んでいくので、完全オリジナルのデザインに仕上がります。

手作りすると、結婚指輪を作り上げる時間が特別な思い出になります。作業風景を動画で撮ってくれるお店もあるので、将来的にカップルで見直すこともできます。

まとめ

 
結婚指輪の内側には宝石を入れたり刻印したりすることで、2人だけの特別な結婚指輪になり、より一層愛着を持てるようになるでしょう。そして、結婚指輪の内側は自分の手でデザインできます。

工房スミス札幌店では、自分の手で内側にデザインができます。刻印は手打ち刻印とレーザー刻印を選ぶことができます。

選べる金属や石の品質も既製品と同じ、もしくはそれ以上で高品質の結婚指輪を作ることができます。

内側にまでこだわった、世界にひとつしかない結婚指輪を作りたいという人は、お気軽にお問い合わせください。

工房スミスHP
最上段へ