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2022.3.8

ダイヤモンドの結婚指輪

結婚指輪・婚約指輪の知識

ダイヤモンドはカットで輝き方が違う?魅力的な結婚指輪を札幌で見つけよう!

ダイヤモンドと言えば、世界中の女性が憧れるジュエリーです。
様々な種類のジュエリーは、美しい「輝き」や「煌めき」などと形容されますが、「輝き」や「煌めき」は、ダイヤモンドにこそ相応しい賞賛のような気がします。
その美しさは、古くから権力の象徴である王冠や剣に装飾され、歴史に刻まれてきました。
「ダイヤモンドに目が眩む」というように、誰もがその美しさ気高さの虜になってしまうのは言うまでもありません。
そんなダイヤモンドの輝きについてご紹介していきます。

ダイヤモンドのカットには評価がある

ダイヤモンドは、世界共通の「4C」という評価基準に基づいています。
ダイヤモンドの「4C」とは、「CARAT/カラット(重さ)」「COLOR/カラー(色)」「CLARITY/クラリティ/透明度」「CUT/カット(研磨)」の頭文字を表します。
ダイヤモンドは評価基準の「4C」によって世界共通に統一され、この4つのCのバランスが優れているダイヤモンドほど、評価が高く価値が上がります。
ダイヤモンドの正しい見方を理解することで、安心してダイヤモンドを購入していただけ
るように、ダイヤモンドの輝きを追求するべく「カット」の評価について焦点をあてていきます。

ダイヤモンドのカット評価基準

「4C」は、ダイヤモンドの価格を決める要素の一つです。その中で、「CUT/カット(研磨)」以外の、「CARAT/カラット(重さ)」「COLOR/カラー(色)」「CLARITY/クラリティ/透明度」は、ダイヤモンドが生まれ持った天然のものなので、変えようがありません。
そもそもダイヤモンドの原石は、石ころと同様に輝きはありません。では一体どうしてダイヤモンドは美しく光り輝いているのでしょうか?
それは、ずばり「カット」です。
ダイヤモンドの性質を熟知した職人さん達の手に渡り、屈折率や反射など計算された角度や対比に基づいてカットされたとき、何の魅力もない原石が眩い煌めきを発するのです。
つまり、ダイヤモンドの輝きや煌めきを完成させる大切な一端を担うのは、熟練された職人さん達が施す「カット」なのです。
ダイヤモンドは人間の手でカットをすることで、美しい輝きが現れるのです。

ダイヤモンドのカット評価方法

ダイヤモンドのカットの評価は、「4C」の中でも一番難しいと言われています。
カットされたダイヤモンドは、横から見ると変形の五角形のような形をしています。
大きく分けると、爪止めをする周囲をガードル、ガードルの上部をクラウン、ピラミッドを逆さにしたような下部をパビリオンと言います。
無色透明に見えるダイヤモンドの輝きは、光の美しさです。
光は受け皿となるクラウンから内部に入り、パビリオンへ入ります。その内部で反射、屈折を繰り返し、はね返るように私たちの目に七色に分散された光として飛び込んでくるのです。
この動きは、クラウンの角度とパビリオンの角度が適切でないと起こりません。
ダイヤモンドのカットグレードは、光の輝きに影響する「理想のプロポーション」と比べ、「ポリッシュ(研磨具合)」と「対称性」の3つを合わせ、あらゆる部分から測定し、角度や長さ比率を一つ一つ評価していきます。
カットの評価は5つに分れます。トップはエクセレントで、以下の順番になっています。
Excellent > Verry good > Good > Fair > Poor
ダイヤモンドを見比べる場合は、裸石(ルース)を幾つか並べて見せてもらいましょう。光の屈折率が一番わかりやすく目に映ります。裸石(ルース)が無理ならば、出来上がっている指輪を1本1本見せてもらうのではなく、何本か並べて見てみましょう。見比べるのが一番大切なことです

ダイヤモンドの代表的なカットの種類

ダイヤモンド
1700年以前は、ダイヤモンドの原石の形そのものを崇拝したことから、わずかなカットを施すにとどまっていました。その後、産業革命によって電気が使えるようになり、ダイヤモンドのカット技術は飛躍的に進歩してきました。
希少なダイヤモンド原石の形や特徴を考慮して、いかに効率よく無駄なくカットしていくか、理想的なプロポーションを追求していったのです。
このようにダイヤモンドのカット技術は、人間の飽くなき探究心によって発達し、様々な種類のカットを見いだしてきました。

ブリリアントカット

誰もが聞いたことのあるブリリアントカットは、人気のあるオーソドックスなカットです。ブリリアントとは、「キラキラ光る」、「華麗な」という意味です。
1919年にベルギーの数学博士によって発案された、58面体からなるカットです。
数学的に計算して光がはいった入射角を総合的に判断し、テーブルの角度、クラウンの角度、パビリオンの角度を理想的に描き、ダイヤモンドが持つ宝石の中で最大の屈折率を生かすように計算されているのです。
そのために、ダイヤモンド原石は半分も研磨されるという大変贅沢なカットです。
ブリリアントカットとつくものには、定番の「ラウンドカット(丸型)」、大きく見える「オーバルカット(小判型)」、大き目の原石からカットされる西洋梨のような形の「ペアシェイプカット(涙型)」、シャープなイメージの「マーキースカット(ボート型)」、愛らしい「ハートシェイプカット(ハート型)」があります。

ステップカット

ステップカットは、エメラルドによく用いられる長方形型です。
長方形の角は隅切りされ、パビリオンが階段状なり、頂点が切り落とされたピラミッドのようにカットされています。上から見たときに中が氷のように透き通って見えるので、原石の持って生まれた透明度が良くなければ向いていません。ステップカットに見合う良質な原石でないと実現しない、ダイヤモンドを際立たせるカットです。
ステップカットには、エメラルドによくみられる「エメラルドカット(四角形型)」、エタニティリングやセンタストーンを引き立てる「スクエアカット(正方形)」や「バケットカット(細い長方形型)」「テーパーカット(細長い台形型)」がります。

ミックスドカット

ミックスドカットは、ブリリアントカットとステップカットの両方を組み合わせたカットを言います。
ガードルより上部のクラウン部分はブリリアントカット、下部のパビリオンはステップカット、またその逆もあります。
ブリリアントカットの光の反射効果と、持って生まれたダイヤモンドの透明度を味わえるカットです。

結婚指輪向けのダイヤモンドカットの種類

ダイヤモンドの結婚指輪
「ダイヤモンド・カット・ダイヤモンド」という西洋のことわざがあります。ダイヤモンドは同じダイヤモンドでなければカット(研磨)することができないと訳されます。それは、賢者同士、強者同士の戦いを意味します。
この世界にある万物の中で類稀な硬度は、ギリシャ語で「アダマス(征服されざる者)」と言われ、ダイヤモンドの語源となったほどです。
ダイヤモンドが持つ硬度の高さは愛の絆を強固にし、「純粋」「永遠の愛」といった石言葉もあり、婚約指輪や結婚指輪に一番人気があるジュエリーです。
そこで、結婚指輪にふさわしいダイヤモンドカットをご紹介します。

ラウンドブリリアントカット

「ダイヤモンドと言えばラウンドブリリアントカット」と言われる定番のカットです。
前述しましたが、ラウンドブリリアントカットは、一番バランス良く光を放ってくれるカットです。結婚指輪に大きいダイヤモンドは必要ありません。メレダイヤと言われる0.1㎜カラット以下のものが定番になります。
センターに一粒あしらわれたものは、清楚でとても上品です。また間隔を置いて幾つかのダイヤモンドをあしらうのもお洒落です。
流れる形状のアームならば、デザインに沿って散りばめられたものもとても優美です。
どこからみてもダイヤモンドを輝かせたい方には、エタニティリングでゴージャスにきめてみてください。
ラウンドブリリアントカットならば、どんなデザインでもしっくりくるはずです。

バゲットカット

バゲットカットは、比較的小さくカットされることから、エタニティリングやハーフエタニティリングとして結婚指輪に人気のカットです。
丸いラウンドカットにはできない、隙間なく敷き詰められる素材と技術が融合したデザインは、スタイリッシュで男性にもお勧めです。
ラウンドブリリアントカットと違った、清楚な透明感を堪能できます。

プリンセスカット

1970年代後半に開発された比較的新しいカットです。
真上から見ると正方形でカット面が多く、細かい光の反射が見られます。
センターに一粒あしらわれたものが人気ですが、エタニティリングとしてもお勧めです。長方形のバゲットカットとは違った表情を見せてくれます。
きらきらした素敵なネーミングにもそそられてしまいますね。

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まとめ

ダイヤモンドはカット技術の向上により、様々な種類がありより美しい煌めきを引き立てることができるようになりました。
ダイヤモンドの輝きは、人間の手による「カット」にかかっていると言いましたが、それに付け加える大切なことを忘れていました。お二人の手の上に着けられてこそピュアな愛というエッセンスが加わり、永遠の輝きを放つのです。
お二人がこの広い世界の中でめぐり会えたように、ダイヤモンドとも出会いがあります。
お二人の結婚指輪にいれる特別なダイヤモンドを見つけましょう。全ては縁で繋がっているのです。

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